
タチウオジギングロッドの選び方と厳選11機種!代用できるロッドは?
Share
タチウオジギングの魅力

提供:VS FISH!
ジギングのターゲットとして人気のタチウオ。ゲーム性が高く、どっぷりハマれる奥行きのあるところがタチウオジギングの魅力です。そして、初心者でも数を釣ることが可能で手軽なため、釣りの入門にもうってつけです。
また、釣って食べるとおいしい魚であることも有名です。釣って楽しい、食べておいしい、タチウオジギングは魅力たっぷりの釣りなのです!
タチウオジギングロッドの選び方

タチウオジギングのロッドは、捕食の苦手なタチウオをしっかりと食い込ませる曲がりとしなやかさと、ジグを扱うための適度な張りが求められます。本格的にチャレンジするのであれば様々な状況に対応できる専用ロッドがおすすめです。
長さ
タチウオジギングでは長さ6〜6.6フィート程度のロッドがよく使われます。長すぎると船の上で取り回しが悪くなってしまうので注意が必要です。また、リアグリップが長いものを選ぶと、脇にしっかりロッドを挟み込めるのでジグの操作がしやすくなります。
硬さ・調子
タチウオジギングではタチウオのアタリを弾かないように、通常のジギングロッドよりもしなやかな作りになっています。また、タチウオの食い込みを良くするためにティップの柔軟性も重要になります。硬さの目安としてはL〜M程度、調子はスローテーパー(胴調子)のものが適しています。
ジグウエイト
目安として、水深の3倍程度の重さのジグを選ぶとよいとよく言われています。タチウオジギングの場合は大体 80g~150gの物がメインになって来ます。
魚のいる場所に合わせて移動するため毎回同じ水深の場所に行くとは限りません。潮の流れの速さも日によって変化しますのでバリエーションは多めに用意しておいた方がよいでしょう。
/ベイトかスピニングか
ベイトタックルかスピニングタックルどちらを使ってもタチウオジギングは楽しめますが、一般的にはベイトタックルがメインで使われることが多いです。
特にジギングでは垂直方向の釣りになるため、クラッチ一つで糸を放出できるベイトタックルは手返しが段違いにいいです。そしてスピニングに比べるとフォール中のアタリがとりやすいため、釣果アップにもつながります。
本記事ではベイトのタチウオジギングロッドについて、主に紹介していきます。
おすすめのタチウオジギングロッド
では、ここからはタチウオジギングにおすすめのロッドを紹介していきます。是非参考にしてください。
アンダー1万円!初心者におすすめのタチウオジギングロッド
プロマリン ソルティーボートLJ 602MH
「プロマリン」は釣り具の卸問屋である浜田商会が運営する釣り具ブランドで、コスパが高く、レビューの高さが魅力です。中でも「ソルティーボートLJ 602MH」は、全長1.8mで127gと軽量で、ジグウエイトもMAX200gまで扱うことができます。
また、6000円程度で購入できるコスパの高さも売りです。タチウオジギング専用と謳ってはいませんが、予算を抑えてタチウオジギングを始めてみようという方にピッタリな1本です。
継数(本):2
仕舞(cm):135
自重(g):127
ルアーウエイト(g):MAX200
適合ライン(号):MAX2.5
プロックス 太刀エアーK 63L
「プロックス」とは大阪に拠点を置く総合釣り具メーカーです。安くて豊富な品揃えが特徴です。「太刀エアーK 63L」はコスパ抜群のタチウオ専用ロッドです。Fuji Kガイドを使用し、ライントラブルが少なく、手にしっくりくるような持ち味が特徴です。
ドラゴン級のタチウオにも十分対応可能なパワーを発揮します。
継数(本):2
仕舞(cm):98
自重(g):121
ルアーウエイト(g):MAX200
適合ライン(号):MAX1.5
メジャークラフト ソルパラX ライトジギング SPXJ-B64M/LJ
メジャークラフトのソルパラXは高コスパのエントリーモデルで、様々なルアーゲームを網羅している人気ルアーロッドシリーズです。中でも「ソルパラX ライトジギング SPXJ-B64M/LJ」はライトジギングの定番的なモデルで、タチウオジギングにも使えます。
100g前後のジグで狙うシーバスや小型青物はもちろん、大物とのスリリングなファイトも楽しめるオールラウンドなモデルです。いろんな沖釣りに応用が利くため、ご家族で沖釣りを楽しみたいという方は是非使っていただきたい商品です。
ルアーウエイト(g):80-180
適合ライン(号):0.8-1.5
1〜2万円のコスパ抜群なタチウオジギングロッド
ダイワ 鏡牙X 63B-2
鏡牙シリーズはダイワが展開しているタチウオジギング専用ブランドです。中でも鏡牙X 63B-2は入門に最適なタチウオジギングロッドです。
幅広い種類のジグが扱え、150m付近の深場までしっかりジグを動かせるパワーを持ち合わせています。エリアを問わず活躍するため、予算は抑えたいけれど、そこそこの性能は欲しいという方には是非オススメの1本です。
継数(本):2
仕舞(cm):100
自重(g):105
ルアーウエイト(g):60-80
適合ライン(号):0.6-1.2
シマノ サーベルチューンBB B66ML
低活性時にも活躍する性能を目指して作られた、タチウオジギング専用ロッドです。6.6フィートの長さで可動域が広く、幅広いアクションが可能です。
シマノ独自のロッド基本構造「スパイラルX」と強化構造「ハイパワーX」の組み合わせによって、パワーと軽さを実現しています。リアグリップが肘にあてやすい形状になっており、初心者にも扱いやすく握りやすいグリップが特徴です。
継数(本):2
仕舞(cm):150
自重(g):112
ジグウエイト(g):40-150
適合ライン(号):MAX1.5
ジャッカル バンブルズRB BBRB-LJ-C63L
ジギングゲームを幅広く網羅しているバンブルズRBシリーズのライトジギングモデルです。MAX160gまでのジグに対応していますが、軽量ジグの操作性にも長けており、タチウオジギングだけでなく人気のSLJ(スーパーライトジギング)にもうってつけの1本です。
もっとも負荷のかかるトップガイドにはSiCガイドリングを採用しており、ラインダメージを軽減してくれます。
継数(本):2
自重(g):112
ルアーウエイト(g):MAX160
適合ライン(号):MAX1.5
メジャークラフト ジャイアントキリング タチウオジギング GXJ-B65ML/TJ
ライトゲームを徹底的に楽しむための1本。釣り船が多く、プレッシャーの高い有名ポイントで食い渋るタチウオを攻略するモデルです。
乗せ調子で食い込みのいいティップを採用しているこのモデルは、警戒心の強いタチウオの小さなアタリでも確実に乗せることができるでしょう。150gのジグまで対応するので、幅広いエリアで活躍するモデルです。
ルアーウエイト(g):60-150
適合ライン(号):0.6-1.5
2万円以上のハイスペックなタチウオジギングロッド
ダイワ 鏡牙AIR 63B-2
エアセンサーシートやメガトップなど、前述の鏡牙Xよりもさらに性能が上がったミドルモデルのタチウオジギングロッドです。AIRの名を冠する通り、自重100gと非常に軽い作りになっており、感度と操作性に優れた商品です。
ジグMAX180gまで対応しており、浅場から水深150m程度の深場までオールラウンドに活躍するモデルとなっています。
継数(本):2
仕舞(cm):144
自重(g):100
ジグ重量(g):60-80
適合ライン(号):0.6-1.2
シマノ ゲームサーベルチューン B66ML
ジグの操作をしやすい柔らかいティップと、ドラゴン級の大型タチウオにも負けない強靭なバットパワーを兼ね備えたハイスペックモデルです。「低活性時の時こそ釣れる性能」を突き詰めた1本で、様々なベイトパターンに対応したアクションをさせやすいオールラウンダーでもあります。
継数(本):1
仕舞(cm):198
自重(g):114
ジグウエイト(g):40-135
適合ライン(号):MAX1.5
レジットデザイン スクアド SKC62ML-TACHIUO
タチウオジギング専用ジグで人気のメーカー「CLUE(クルー)」とレジットデザインのコラボレーションロッドです。「スクアド SKC62ML-TACHIUO」はスクアドシリーズの中で最も短く、感度に優れたモデルです。
高活性時のフォールでのアタリや低活性時のショートバイトも確実に感知します。強いジャークが必要な場合やフォールでのアタリが多い場面では大きく釣果アップにつなげてくれるでしょう。
継数(本):2
仕舞(cm):143.5
自重(g):158
ルアーウエイト(g):60-200
適合ライン(号):0.8-2
がまかつ ラグゼ ドラゴンアーク B66L
上げ潮のパターンをメインに開発されたモデルです。ジグの動きにキレを出したい場合に対応し、巻き上げからフォールへのラインコントロールに優れています。
また細かいアクションを演出しやすく、リールの巻き量と合わせてさらに多様なアクションが可能です。アクションの中で重さの変化を感じ取ることができ、フッキングに持っていける感度性能と反応力を備えているモデルです。
継数(本):2
仕舞(cm):154.5
自重(g):
ジグウエイト(g):80-180
適合ライン(号):0.5-1.2
タチウオジギングロッドに合わせるリール

提供:VS FISH!
タチウオジギングのリール選びの基準を紹介します。まず、ラインのキャパは最低でも PE1号が200m巻けるものにしましょう。100m越えの深場を探ったり、鋭い歯を持つ魚なので、ラインを切られることもよくあります。
適性のドラグ力は約3kg~4.5kgです。カタログ値で5kgほどのスペックがあればまず問題ありません。また、バラシを減らすためにも、ドラグの滑り出し機能がよいものを選ぶとよいでしょう。下記ではおすすめの2機種をご紹介します。
ダイワ ヴァデルBJ 100SHL
特殊アルミニウム素材により強力な巻き上げ力と高い耐久性を発揮するリールです。シーバス、タチウオ、青物をターゲットとするジギングで活躍するハイスペックベイトリールです。
大型のパワーハンドル、ボールベアリング6個搭載などの贅沢仕様で、滑らかな巻きごこちを実現します。ジギング入門の初めての1台としてもおすすめです。
最大ドラグ力(kg):5
自重(g):248
巻き取り長(cm):75
PE糸巻き量(号-m):1.5-200、2-150
シマノ グラップラーCT 150XG
カウンター機能がついており、ジグの位置が数値で確認で来ます。またフォールレバーがついており、サミングに頼っていたフォールスピード調整が、レバー1つで調整することができます。
独自のハンドルによるパワフルな巻き上げ力も魅力です。細かい調整が可能なため様々なパターンの攻略が可能となっている一台です。
最大ドラグ力(kg):5
自重(g):255
巻き取り長(cm):81
PE糸巻き量(号-m):0.8-400、1.0-330、1.5-200
タチウオジギングロッドは代用できる?

専用ロッドを買う予算がない、持っているロッドで代用したいということなら、 ライトジギングロッドやタイラバロッドなどは適度に穂先が柔らかく、ジグを扱うことに適した張りを兼ね備えているため代用に適しているでしょう。
先述の特徴を持っているロッドなら、他の物でも代用ができます。
ただ、専用のロッドのほうが穂先が柔らかくタチウオの繊細なアタリも逃さないのでおすすめです。
また、同じ船からのタチウオ狙いの竿として、タチウオテンヤ用のロッドがありますが、テンヤ用の竿は先調子で先端が柔らかすぎるものがほとんどで、ジグの扱いには向いていないため、おすすめしません。
/専用ロッドでタチウオジギングを楽しもう!

本記事では、タチウオジギングに適したロッドについて紹介してきました。適したタックルを使用することにより、戦略や引き出しも多くなり、釣果アップにつながるかと思います。
自身に最適なタックルを選択することで、ベテランの方も、これから始めようという方も、タチウオジギングの魅力にどっぷりハマることでしょう。