
カワハギは肝が絶品!美味しい食べ方や釣り方とは?
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分類 | フグ目カワハギ科カワハギ属 |
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和名 | カワハギ |
学名 | Stephanolepis cirrhifer |
分布 | 青森から九州にかけての日本各地沿岸、台湾、朝鮮半島、フィリピンなど |
特徴 | 体はやや平たく、背鰭棘は眼の後端上方に位置する |
カワハギの特徴

カワハギの生態

カワハギ釣りの仕掛け

カワハギの旬はいつ?
カワハギの旬は可食部の場所によって異なります。夏は肝が小さいものの、肉質は冬よりも良好な傾向があるので、身の旬は夏です。また、カワハギは越冬のための栄養を肝に溜め込むので、秋から冬にかけては肝が充実します。よって、肝に関しては秋から冬が旬と言えます。抱卵する春先以外は長く楽しめる魚です。カワハギのさばき方
まずは、カワハギの口先と頭部の棘、尾ビレ以外の各ヒレを切除します。次に、口先の切断面から手で皮を剥ぎます。そして、目の後ろに包丁を入れて背骨を切断し、その切れ込みから裂くように手で頭部を引きちぎります。こうすることで、重要な肝を傷つけることなく取り出すことが可能です。この時、他の内臓も付いてくるので、余分なものは除去します。胆のう(苦玉)は潰してしまうと、苦味が移って味が損なわれてしまうので注意してください。身は三枚におろし、薄皮と小骨を除去したら完了です。カワハギのレシピ

刺身
刺身は三枚におろした身の薄皮を丁寧に引いて、薄造りにすると良いでしょう。この時、肝を醤油に溶かし込んで、一緒に食べると非常に美味しく頂けます。煮つけ
肝を取り出したカワハギを水、砂糖、醤油、みりん、酒で味付けをして煮込みます。肝も同様に煮込んで味付けを行い、カワハギの身と合わせると旨味が際立ちます。焼き霜造り
三枚におろしたカワハギの身の薄皮を炙った後に、氷水に浸けて粗熱を取ります。肝は別で塩ゆでした後に、同じく氷水に浸けます。両者の水分をよく切った後に食べやすい大きさに切り分け、合わせれば完成です。炙った薄皮が香ばしく、肝の臭みなども消えて大変に美味です。ちり鍋
内臓を取り出したカワハギの身をぶつ切りにして、野菜や豆腐などとともに鍋に入れて煮込みます。味付けは昆布だしをベースに酒と塩で行うと、カワハギの旨味が引き立ちます。肝を添える場合は、軽く湯がくと臭みが消えて美味しく食べられます。釣りに料理にカワハギを楽しもう!
