
らんちゅう水槽の選び方とサイズ別ラインナップ!上手に育てるコツは?
Share
アイキャッチ画像提供:奥出裕介氏
魚を捌くのに必要な包丁は?
料理人の命ともいわれる道具である包丁は、それによって大きく調理を左右します。しかし、それがために、高いハードルを感じて、一歩踏み出せないひともいるでしょう。今回はそんな方のために、必要最低限で使いやすい魚用の包丁をご紹介します。
魚を捌くのに必要な包丁の条件は?

提供:奥出裕介氏
魚包丁はこだわりだしたらきりがありません。価格は2000円くらいのものから数万円まで様々です。ただし、魚を捌く包丁には、一定の条件があります。こちらに気を付けていただければ、ある程度は綺麗に美味しく魚を捌くことができます。
その条件とは、
・切れ味が良いこと
・切っ先がとがっていること
です。
切れ味が悪いと、身の切断面がぐちゃぐちゃになっておいしくなくなるだけでなく、捌くときに滑って手を切ってしまう恐れがあります。切っ先がとがっていないと、捌くときに刃を突き立てて、刃を進めることができません。そのため、いわゆる文化包丁(三徳包丁)は魚を捌くにはおすすめできません。
お刺身を作るための包丁の条件は?

提供:奥出裕介氏
魚を捌く工程でもっともデリケートな部分、サク取りをして、お刺身を作るときには、魚を捌く包丁の条件に加えて、
・片刃であること
・刀身が長いこと
が必要となります。
片刃の包丁でないと皮が引けません。刀身が長くないと、一太刀で切り身が作れず、見栄えと味がおちてしまいます。この条件をクリアしているのが柳葉包丁です。お刺身を自分で作るときにはぜひ用意しておきましょう。
魚を捌く包丁を選ぶポイント〜種類編〜
魚包丁にはどのような種類があるのか、チェックしていきましょう。
出刃包丁(小出刃、アジ切)

提供:奥出裕介氏
魚を捌く包丁といったらやっぱりこれです。切れ味が良く、刃も厚いため、骨も断ち切りやすくなっています。いろいろな大きさがありますが、捌く魚のサイズと重さ(扱いやすさ)で選びましょう。20センチくらいまでの魚でしたら、一番下のいわゆる小出刃包丁といわれるもので十分です。
牛刀

提供:奥出裕介氏
両刃になっている洋包丁です。本来は肉を切ることに特化した包丁ですが、魚を捌くこともできます。この包丁なら普段使いも可能です。
刺身包丁(柳葉包丁)

かなりプロっぽい見た目の包丁ですが、魚好きの人は意外に持っています。薄く長い片刃の刀身が特徴で、一太刀でお刺身を作ったり、魚の皮を取り除いたりする作業に特化しています。その反面、三枚おろしなど大胆かつ細かい切っ先の動きが必要な動作には適しません。
ホネスキ包丁、ガラスキ包丁

提供:奥出裕介氏
あまり見慣れない形の包丁ですが、先ほど述べた条件を満たしており使えます。プロの人の間でも使われていますので、おしゃれな「それっぽさ」を演出できます。
魚を捌く包丁を選ぶポイント〜素材編〜
魚包丁は全て同じような金属に見えますが、実は大きく2種類の素材があります。
それは、
・鋼
・ステンレス
です。
鋼はすぐに錆びてしまう反面、研ぎやすいという性質を持っています。そのため、お手入れ次第では切れ味を鋭くたもつことができ、こまかなカスタマイズも可能です。ステンレスは錆びにくい反面、お値段が少し高くなってしまいます。好みとご自身の心に相談してみましょう。
おすすめの魚包丁5選
おすすめの魚包丁をご紹介します。自分の手にあった魚包丁を見つけてみてください。
貝印 関孫六 金寿ST 和包丁 刺身 240mm AK1106
魚包丁のお手入れ便利グッズ3選
道具にお手入れは必要不可欠です。手入れが面倒と感じてしまう気持ちはよくわかります。今回はそのような方のために、最低限これだけは持っておきたいというお手入れ便利グッズを3つご紹介します。
砥石

画像提供:奥出裕介氏
包丁を研いでいる雰囲気抜群のアイテムです。こちらもピンキリですが、実は百均でも売ってたりします。研ぎ方も正式なものはかなり小難しいですが、刃の傾斜に沿って何回か擦るだけで劇的に切れ味が変わります。ただし、適当な研ぎ方をしていると包丁にあまりよくないので、今後の練習がてらにされるとよいでしょう。
ダイヤモンドシャープナー

提供:奥出裕介氏
ホームセンターによく売っているコレは両刃の包丁用ですので出刃包丁には適しませんが、牛刀でしたら気軽に刃を研ぐことができます。こちらも刃にそれっぽく擦るだけでOKです。
片刃用研ぎ器

提供:奥出裕介氏
こちらはかなり便利でおすすめです。両刃用のものはよく販売されていますが、片刃専用のものが珍しく重宝しています。邪道だっ!と言われてもお構いなしです。溝に包丁を順番に数回ずつ通すだけの簡単設計ですので是非お試しください。
関孫六 片刃用研ぎ器
貝印 AP0162 関孫六 ダイヤモンド セラミックシャープナー
魚包丁は一期一会

出典:写真AC
これまでいろいろな魚包丁を紹介してきました。実は、魚包丁はプレゼントとしてもとてもおすすめで、釣りが好きな人の多くは魚を食べることも同時に趣味にしている方も多いと思います。友人や家族のお祝い事に魚包丁を送ってみてもいいかもしれません。オーダーメイドのものですと、ハンドメイドの一品ものだったりもします。いい魚包丁に出会って、長く大切に使ってあげてください。そして美味しい魚料理を作ってみてくださいね。