
ギンブナはクローンで子を増やす!?生態や釣り方も紹介!
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分類 | コイ目コイ科フナ属 |
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和名 | ギンブナ |
学名 | Carassius auratus langsdorfi |
分布 | 日本各地の河川や湖沼に広く分布している。日本以外にも中国や朝鮮半島に分布する。 |
特徴 | 尾鰭の根元は太く、口ひげがない。背びれの分岐軟条数は15以上。 |
ギンブナの生態

ギンブナはクローンで増える!?
ギンブナはとても面白い繁殖方法をとることで知られています。ギンブナの繁殖について見ていきましょう。ギンブナのオスは非常に少ない
ギンブナはオス個体が極端に少なく、大半がメス個体とされています。その割合は地域によっても異なりますが、メス99%に対し、オス1%と非常に少なく、さらにはオスが生息しない地域もあります。では、なぜギンブナは繁殖することが可能なのでしょうか?ギンブナは単為生殖で子孫を残す
ギンブナは単為生殖と呼ばれる繁殖方式をとることが可能です。単為生殖とはいわばクローンのようなもので、メスのギンブナとドジョウなどのギンブナ以外のオスの魚の精子があれば、子孫を残すことができる面白い繁殖方法です。 ギンブナには3倍体と呼ばれる個体が多く、受精の刺激さえあれば 自分のDNAだけで子供を産むことができます。他の魚との雑種ができることはない
ドジョウなどの他の魚の精子を利用すると聞くと、にょろにょろのギンブナとドジョウの合いの子のような魚が生まれると思う方もいるかと思いますが、そんなことはありません。 基本的にこの場合の受精は擬似的なもので、精子と卵が混ざるわけではないので、100%ギンブナのDNAを引き継いだ子供が生まれます。まさにクローンを作っていると言うことができます。ギンブナの釣り方
