
ジグパラスローのカラー・サイズの使い分けは?青物・根魚なんでもござれ!
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ジグパラスローってどんなルアー?

出典:メジャークラフト
メジャークラフトの人気ジグ「ジグパラスロー」シリーズは低価格帯ながらも魚を釣るために必要な機能をしっかりと兼ね備えています。まずは、ジグパラスローの特徴について見ていきましょう。
後方重心で飛距離抜群
やや後部よりの重心に設計されていることで、センターバランスのジグと比べて大きく飛距離を伸ばすことができます。飛距離が重要なショアジギングにおいては、これは大きなアドバンテージとなります。
アクションも優秀
左右非対称のボディ設計で、木の葉がひらひらと舞いながら落ちるようなアクションでフォールしていきます。水押しも強く、アピール力抜群の動きでターゲットを誘い出していきます。
塗装が剥げにくい
塗装は非常に強い5層マルチレイヤーコーティングが施されており、磯や防波堤にぶつけてしまったり歯の鋭いターゲットが噛みついてきても簡単には剥がれません。
ハードな使い方をするショアジギングでは塗装が剥げにくいのは嬉しい点です。
アシストフックが標準装備
フックはフロントにダブル、リアにはシングルの針掛かり抜群のアシストフックが標準でセットされています。購入後フックシステムについて迷うことなくすぐに使用することができます。
/ジグパラスローで狙えるターゲット(魚種)

出典:写真AC
ジグパラスローのターゲットは非常に豊富で、釣れない魚はないのではないかと感じるくらいです。
重量を使い分けることでアジやメバルなどのライトな釣りからイサキやサゴシ、クロダイ、シーバス、太刀魚、ヒラメやマゴチ、ブリやヒラマサなどの青物まで幅広いターゲットを釣り上げることが可能です。
さらには、最近人気の出ているキジハタやクエなどの高級根魚を狙うのにも適しています。
/ジグパラスローのバリエーション
ジグパラスローにはカラーとサイズ(重量)においてたくさんのバリエーションがあります。
ジグパラスローのカラーバリエーション
イワシカラー
基本的にどの状況でもオールマイティに使えるカラーがこのイワシカラーです。いくつかのカラーをそろえるなら超定番のイワシカラーはそのうちの一つに入れておきましょう。
欲を言えばサブとしてもう一つストックしておきたいくらいです。
ブルーピンク・ピンクゴールド
ブルーピンクはイワシカラーのような定番のナチュラルカラーが通用しない時に試してみると良いです。
また、ピンクゴールドですがシルバー系が渋いときにゴールド系にだけ食いが立つという状況がありますので、ぜひ一つは持っておきましょう。
ゼブラカラー
ゼブラカラーは、ホログラム系とグロー系の良いところを組み合わせたカラーでアピール力抜群です。どの状況でも使用することができますが、少し水深が深めのポイントでの釣りや太刀魚狙いなどで非常に有効です。
グローカラー
マズメ時などの光量が少ないときにも有効ですし、ホログラム系のジグにアタリがないときにグロー系が強いこともあります。シルバー系、ゴールド系、グロー系の3種類を使って攻め方を組み立てていくことができます。
ライブカラー
ライブカラーは食いがイマイチ渋いな…という時に使う切り札として外せないカラーです。特にケイムラ仕様となっており紫外線発光するので、スロージギングで狙うことの多いボトム付近でも、ターゲットにしっかりとアピールしバイトを誘います。
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ジグパラスローのサイズバリエーション
10g
かなりシャローなポイントでじっくり見せて釣りたいときやターゲットが小さめの時に食わせのジグとして使うことができます。ベイトサイズが小さいときも有効になります。
15g
当然ですが10gより少し飛距離が出ます。それを利用してより遠くのポイントをじっくりと打っていきたいときに最適です。シャローエリアのカサゴやキジハタ狙いに重宝するサイズです。
20g
広大なポイントのシャローエリアを手返し良く探っていくならこの20gはとても有効です。程よいフォールスピードで潮の流れがあまりきつくない場所で、少し深めのポイントを攻めたいときにちょうど良い重量です。
主に根魚系やシーバス狙いなどに適しています。
30g
堤防やサーフからのショアジギングで最も使用されることが多いサイズです。シーバスやヒラメ、マゴチ、タチウオなどの人気ターゲットにはベストなサイズです。
ナブラが射程距離にある場合には沈ませずに水面直下を泳がせてサゴシや小型青物などを釣ることもできます。
40g
水深のある防波堤や磯などから若干強めのタックルを使って釣るのに適しています。よく飛びフォールスピードも比較的ゆっくりなのでいろいろな魚が釣れます。
底が取れる潮の状況であれば大型の根魚も視野に入れることができます。
50g
一般的にヒラスズキ用タックルでギリギリ投げられる重さとなります。飛距離を伸ばしたいときや潮流が速くて40gでも底を取りにくいときにはこの50gの出番となります。
60g
かなり水深がある場所でショアジギングタックルなどを使って根魚や青物を狙う時に有効な重さとなります。
操るには多少慣れが要りますが60gでなければターゲットのいるレンジまでジグを送り込めない状況も多々存在するため一つは持っておきたいサイズです。
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ジグパラスローの使い方(アクション)
ではここからは実際にジグパラスローをどのようにアクションさせて釣れば良いのかを解説していきます。
基本はただ巻きでもOK

出典:写真AC
ジグパラスローは全モデルとも左右非対称の形状なので、基本的にただ巻きでもしっかりとアクションしてくれターゲットにアピールすることができます。
ただ巻きの速度としては1秒間にリールを2回転ほどが目安となりますが、リールの大きさやジグのサイズによっても巻き取り速度やアクションが多少変わってくるため、まずは見える場所でジグを動かしてみて確認することをおすすめします。
リフト&フォールで高アピール

出典:写真AC
ジグパラスローの本領が発揮されるのはやはりフォール時です。木の葉が舞うような軌道を描いて沈んでいきターゲットにアピールさせて使うのが一番効果的なので、浮かせて沈めるリフト&フォールのアクションを出すように心がけましょう。
もちろんただ巻きでも釣れるジグではありますが、リフト&フォールを基本に組み立てたほうが魚の反応は良くなります。
見切られないようにワンピッチジャークも取り入れよう

出典:写真AC
ショアジギングで陥りがちな点として「攻め方が単調になってしまう」というのがあります。そうなるのを防ぐためにリフト&フォールにワンピッチジャークも組み合わせていきましょう。
ワンピッチジャークというのはロッドを1回しゃくりあげる度にリールも1回転させるというものです。リフト&フォールよりも少しリズミカルなアクションになります。
これらを組み合わせて魚に見切られにくいメリハリのあるアクションを生み出していきましょう。
/ジグパラスローの使用感(インプレ)

出典:写真AC
ジグパラスローを実際に使用しているアングラーのインプレで多く見られたのは、どんなターゲットでも狙うことのできるコスパの良いジグだという点、飛距離も文句なしで塗装などの耐久性に関しても素晴らしいという意見です。
先にも述べましたが最初から高品質のフックがセットされていることや、カラーとサイズのラインナップが豊富なところもうれしい優秀なショアスロージグということができます。
どこに行くにも持っておきたい万能ジグ、ジグパラスロー
ジグパラスローがカバーしているターゲットの豊富さやどんな状況にも対応しやすくマルチに使えるその実用性を考えると、メインの釣りがショアスローではなかっとしても最低数個はタックルボックスに持っておいて損はないルアーと言うことができます。
まだショアスローに挑戦したことがないのであればぜひこのジグパラスローを使ってショアスローの楽しさを体感してみましょう。