
ディアルーナは青物やヒラメでも使える万能ロッド!どんなリールを合わせる?
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アイキャッチ画像出典:Shimano Fishing Facebook
ディアルーナとは

シマノのテクノロジーがふんだんに詰め込まれたシーバスロッド「ディアルーナ」。軽量で扱いやすいだけでなく強さもしっかりと兼ね備えたこの人気アイテムの詳細や、相性の良いおすすめのリールについて見ていきましょう。
軽さと強さを備えるハイスペックロッド
ディアルーナには、捻れやつぶれに強さを発揮する”スパイラルX”、そしてスパイラルXからさらに強度を上げるためにX状にカーボンテープを締め上げた”ハイパワーX”構造、また通常よりもさらに高密度にカーボン繊維を束ねて作り上げた”マッスルカーボン”も搭載されています。
最新のテクノロジーによって強度を上げつつも軽量に仕上げた超ハイスペックロッドとなっています。
ディアルーナのターゲット
ディアルーナは様々なポイントで使用することができます。例えば河口やサーフなどでのロングキャストを主体とした釣りや、ウェーディングもこなしていくことができますし、磯場でのマルスズキやヒラスズキ狙いにも最適なラインナップがあります。
ターゲットは、シーバスはもちろんのこと、小型青物からフラットフィッシュやタチウオ、チヌや真鯛を狙う際にも快適に使用できます。
前モデルのディアルーナXRとの違いは?
ディアルーナの前モデル (ディアルーナXR) との違いは、やはり軽量化と強度の向上です。軽量化に関しては前モデルよりもなんと14%も軽くなっていて、非常に扱いやいロッドとなっています。リールシートにはパーフェクションCI4が採用されており、軽量化と握りやすさが格段にアップしています。
また、マッスルカーボンの採用で、軽量化と強度の向上という一見相反するように思える課題を難なくクリアすることに成功しています。前モデルも非常に優秀なロッドでしたが、現行のディアルーナはさらにその上を行く、素晴らしい製品に仕上がっています。
ディアルーナのラインナップ
ディアルーナのラインナップとしては、まずスピニングタイプとベイトタイプの2種類に分けることができます。スピニングモデルは非常にラインナップが豊富で、長さは8.6フィートから10.6フィートまで、硬さはL (ライト) のソリッドティップモデルからMH (ミディアムヘビー) までのラインナップがあります。
ベイトモデルは現段階で6モデル (B76MH、B86ML、B86M、B96ML、B96M、B106M) のラインナップとなっています。
スピニングモデルのおすすめ
小型ルアーで繊細に探るディアルーナ S86L-S
ソリッドティップモデルのS86L-Sは、3gからの超軽量ルアーも操作可能で、メバリングで使用するような小型のミノーやシンキングペンシル等も繊細に操っていくことができます。
さらには、ティップの食い込みの良さを利用して、ターゲットがナーバスになっていてショートバイトが多発するような状況にも使用できます。
ディアルーナ S96MLは汎用性の高いオールラウンダー
オールマイティに様々な場所で幅広く使っていけるロッドを探しているなら、このS96MLがおすすめです。ロッドの長さや硬さもちょうどよく、1本は持っておきたい、メインで使用できるシーバスロッドと言えます。ブレード系ルアーや軽めのジグの扱いにも優れたロッドです。
小型青物やフラットフィッシュ狙いならディアルーナ S96M
S96Mは、上述したS96MLよりも一回りパワーがあるロッドとなっています。重量感ある大型のフラットフィッシュ狙いでの使用や、小型青物が狙えるフィールドでは、このクラスのロッドが重宝するでしょう。少し大きめのルアーをメインで使用することの多いアングラーにもおすすめの1本です。
ディアルーナ S106MHはサーフや磯で活躍するロングモデル
S106MHはその長さによるロングキャスト性能を活かして、サーフでのフラットフィッシュやシーバスゲーム、また青物ゲームまで楽しむことができます。リーチが長いので、磯場でのヒラスズキゲームにもぴったりのアイテムです。
バットパワーもとても強く、磯場で不意に青物がかかった時にも対応することが可能です。
ベイトキャスティングモデルのおすすめ
河川や港湾部で使いやすいディアルーナ B86M
取り回しの良いB86Mは、河川や港湾部などのピンポイントをスピーディーに狙っていきたい釣りに最適です。パワーのあるブランクスとなっているため、大きめのルアーを使用したストラクチャー周辺での強引なやり取りにもしっかりと対応してくれます。
ディアルーナ B106Mはベイトながらずば抜けた遠投性能
ベイトモデルは飛距離が気になるという方も多くいますが、このディアルーナB106Mはそのレングスを活かした飛距離が大きな特徴となっています。サーフや磯場などのポイントでベイトリールの楽しさを味わいたいという、コアなアングラーにとても人気のある製品です。
ディアルーナに合わせるリールは?
ハイスペックで人気の高いシマノのディアルーナですが、このロッドに相性の良いおすすめのリールについて見ていきましょう。
スピニングリール
17アルテグラ
最初におすすめするのは17アルテグラです。このリールはシマノのリールの中でも非常にコスパの高いアイテムで、比較的安価で購入可能ではありますが、高い防水性能を誇るコアプロテクトや、軽量性・操作性をさらに高めるGフリーボディの採用などシマノのテクノロジーが満載です。
19ストラディック
シマノの人気スピニングリール「19ストラディック」もディアルーナにおすすめのリールです。高い強度を誇るHAGANEギアや驚きの飛距離を可能にするロングストロークスプールも搭載されており、様々な釣りに対応可能な素晴らしいリールです。
20ツインパワー
20ツインパワーはHAGANEボディはもちろんのこと、ローターも金属製となり大型魚が掛かった時のたわみや歪みの心配のないとてもタフなリールに仕上がっています。回転性能も以前よりも格段に上がっていて、とても良い評判を得ています。
20ツインパワーはディアルーナとの組み合わせとしては最もおすすめのリールです。
ベイトリール
16スコーピオン
ベイトリールに求められるブレーキ性能に定評のある16スコーピオンには、HAGANEボディやX-SHIPが採用されていて巻き心地もとても滑らかになっています。さらにはS3Dスプールによりスプールの精度が以前よりも格段に上がっていて、振動の少ないスムーズなキャストを体感することができます。
20エクスセンス DCSS
ベイトタックルでのシーバスゲームにおいて人気の高い20エクスセンスDCSSにもHGANEボディやマイクロモジュールギア等の技術が搭載されています。
同時に、I-DC4エクスセンスチューンも施されていて、4段階のみのシンプルなブレーキダイヤルでシーバスゲームを一層楽しむことができるように工夫が施されています。
ディアルーナのインプレ
気になるディアルーナのインプレですが、実際の使用者の声を見ていくと、本当に素晴らしいロッドだということが分かります。特に、価格帯は手頃なのにスペックが非常に高くて扱いやすいという声も多く上がっています。
また、シーバスゲームだけでなく、例えばS96Mなどはライトショアジギングにもにもぴったりで重宝しているという評価も上げられています。
ディアルーナのライバルはダイワのラテオ?
ダイワにはラテオというモデルのシーバスロッドがありますが、ディアルーナとはライバル関係に位置するロッドと言えます。
両者を比べてみると、ラテオの方は全12モデルですが、ディアルーナはスピニングで15モデル、ベイトで6モデルとラインナップの豊富さではディアルーナに軍配が上がります。軽量性についてはスペックによってそれぞれ多少の差はありますが、どちらもほとんど変わりませんでした。
ラテオもリーズナブルな価格帯でありながら、エアセンサーシートやX-45、またブランクスにはナノアロイテクノロジーも採用されていて素晴らしいロッドと言えます。最終的にどちらを選ぶかはアングラーの好みとなるでしょう。
ディアルーナ MBは携行性に優れたコンパクトロッド!
ディアルーナには携行性に優れたモバイルモデルもラインナップされています。モデルは4機種(S706L-4、S800L-4、S806ML-4、S900ML-4)で、テクニカルにゲームを楽しみたいシチュエーションで使えるものから、しっかりとシーバスを狙っていくことのできるアイテムまでが揃っています。
ディアルーナ BSはボートシーバスに特化したショートモデル!
ディアルーナには、ショアからのシーバスゲームだけでなく、ボートシーバスに特化したショートモデルも存在しています。ラインナップは全6機種(B510M、S606ML、S610M、S706M、S710MH、B606ML)となっています。いずれも2ピース仕様となっているため携行性の面でもばっちりです。
ディアルーナでシーバスゲームをより楽しもう
シマノの人気シーバスロッド「ディアルーナ」。初心者はもちろんのこと、上級者までもが満足することのできる非常にハイスペックな製品となっています。タックル選びは、釣りを一層楽しんでいくために欠かせない大切なステップです。高性能ロッドのディアルーナとそれにぴったりのリールを手に入れて快適でエキサイティングな釣りを楽しみましょう。