
サムライジグの対象魚や使い方!ショア・オフショア問わず使える万能ジグ!
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アイキャッチ画像出典:DAIWA Facebook
幅広いサイズラインナップのサムライジグ
ダイワからリリースされ多くのアングラーに愛され続けている「サムライジグ」。センターバランス設計で誰にでも扱いやすく、フォール時には水平にヒラヒラとアピールしてターゲットのバイトを誘発してくれます。重量は7gから130gまでが用意されており様々なシーンで使い分けることができます。
カラーラインナップも非常に豊富で、実績のあるケイムラカラーや夜の釣りや濁った水質に強いグローカラーなども選べます。青物から根魚やフラットフィッシュにも有効で、人気抜群のジグとなっています。
サムライジグ 7、10、15g
サムライジグの中で、最も軽量の部類に分けられる7g・10g・15gは、スーパーライトショアジギングに最適です。特に、大型のアジをジグで狙っていく時、サバやサゴシ狙いにも重宝するサイズとなっています。
メバルロッドやエギングロッドで使用しやすい重量なので、ボウズ逃れの保険として常にタックルボックスに入れておくのも良いでしょう。軽いトゥイッチを織り交ぜながら中層やボトム付近を探る使い方が主流です。
サムライジグ 20、30、40g
20g・30g・40gクラスは堤防やサーフでの釣りにぴったりです。サーフでのフラットフィッシュ狙いや青物狙いでは、このクラスのジグを遠投し、ただ巻きメインに時折ジャークを混ぜて誘っていきます。
堤防で根魚や青物等を狙う際には、一度ボトムを取りバーチカルにしゃくりあげてくるというのが基本的な動かし方です。潮流の速さや深度を考えて重量の調整をしましょう。
サムライジグ 50、60g
サムライジグの50g・60gは、より飛距離が必要なサーフでの釣り、磯場などでライト気味なジギングをしたい時やナブラ打ちをする際に扱いやすいサイズとなっています。こちらも大型のフラットフィッシュや根魚、ヒラマサ・ブリなどの青物狙いに非常に有効です。
基本はやはりボトムから誘いあげてくる方法ですが、ターゲットが水面を強く意識している時などは、着水と同時に早巻きを開始して水面直下を誘うと、大型がヒットすることもよくあります。
サムライジグ 80、100、130g
サムライジグの中でヘビーな部類となる80g・100g・130gは、防波堤や磯からのショアジギングで中型から大型までの青物を狙うときによく使われます。特にヒラマサがターゲットの場合、センターバランスのジグにヒットする確率が高いことからも、このサムライジグは非常に有効です。
遠投してしっかりと着底させてから大きめのジャークで数回アピールした後に、じゃかじゃか巻きや早めのジャークを織り交ぜてターゲットに追わせてバイトさせましょう。
ジャークの合間には一瞬ラインスラッグを取ることを意識すると、効果的に食わせの間を作ることができます。
メジャークラフトのジグパラショートとの違いは?
サムライジグとよく似たジグとして、メジャークラフトから「ジグパラショート」という製品がリリースされています。アクション自体も似ている非常にできの良い製品ですが、サイズのラインナップはジグパラが20g~60gまでで、7g~130gまでカバーしているサムライジグの方に分があります。
カラーに関して言えばジグパラの方がサムライジグよりもラインナップが多くなっています。
/渋い状況で活躍するサムライジグスロー
サムライジグにはスロージギングモデルも存在しています。これはノーマルタイプよりもフォールスピードがゆっくりめの設計となっていて、ボトム周辺を細かく探って根魚を狙っていく際に非常に有効なルアーと言うことができます。
ジャークの仕方もあまり激しくせず、フォールさせるためのジャークと考えてアクションを加えていくのがコツです。
サムライジグスロードロップはライトゲームに最適なサイズ感
よりライトにスロージギングを楽しむことができる「サムライジグスロードロップ」というモデルもリリースされています。非常に小さなシルエットでターゲットに警戒心を与えずにスローフォールで弱った小魚を演出して口を使わせることができます。
通常サイズではなかなか口を使わない根魚や小型青物、さらにはシーバスやマゴチ、ヒラメ等にも有効です。
サムライジグ 暴れん棒侍が2020年新登場!
細身のシルエットで、テールにブレードが装着されているサムライジグの「暴れん坊侍」が2020年の春に登場しました。ターゲットは様々ですが、特にその長めのボディを活かして、サゴシやタチウオといった刃の鋭いターゲットにも、ラインブレイクのリスクを回避しつつ確実に狙っていくことができるので効果的です。
サムライジグには魚種別の特別チューンモデルも
サムライジグのいくつかのモデルについて紹介しましたが、ほかにも魚種別にチューンされたシリーズが存在しています。そのいくつかを見てみましょう。
サムライジグ サゴシチューン
サムライジグのサゴシチューンと通常タイプとの違いは、サゴシに有効な5つのカラーラインナップされている点と、アシストフックがワイヤータイプのものにチューンされている点です。
鋭い歯で切られてせっかくのチャンスを逃すという心配もなく安心してサゴシ狙いに集中できるモデルとなっています。
サムライジグ タチウオチューン
タチウオチューンもその鋭い歯に対して対策が施されたモデルです。ワイヤーアシストフックの搭載と同時に、太刀魚の歯ですぐにボロボロになってしまわないよう、塗装の強度も格段に上がっています。
そしてカラーはタチウオに非常に効果的と言われているゼブラグロー系が使われています。
サムライジグ マダイチューン
こちらも真鯛に特化したチューンが施されたモデルです。カラーは真鯛に有効とされる5つのラインナップがリリースされており、塗装もタチウオチューン同様に強度抜群に仕上がっています。
また、追尾してかじりつくことの多い真鯛の習性も考えて、前後アシストフック仕様となっているので貴重なワンチャンスを確実にものにしていくことができます。
バリエーション豊富なサムライジグを使い分けよう
サムライジグは様々なターゲットに使える、非常に優秀なルアーと言うことができます。しかも、それぞれに合わせて、アングラー側が安心して使っていけるよう専用のチューンも施されているので、余計なことを考えずに釣りを楽しむことも可能です。
ターゲットや状況に合わせて、バリエーション豊富なこのサムライジグを的確に使って釣果を伸ばしていきましょう。