
夏が旬な魚は盛りだくさん!誰もが知る魚から、意外な美味魚まで公開
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アイキャッチ画像出典:写真AC
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「この魚はいまが”旬”だなぁ」とすぐにわかるといいですよね。そもそも旬というのはどういうことか確認しておきましょう。
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寿命が一年のアユはまさに夏が一番の旬です。”友釣り”といわれる独特な釣法は日本の古き良き清流域の風物詩です。アユは中国圏では「香魚」と呼ばれ、特に天然物の香りは格別です。
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アジは一年を通して楽しめる魚ですが、暖かい水温を好むため、夏は活性が上がります。特に「豆アジ」サイズは数釣りが期待でき、暑い夏にさっぱりした南蛮漬けなどが楽しめます。
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キスは砂浜の女王とも言われ、上品な白身は塩焼きや天ぷらにベストマッチします。キスを専門に狙う釣り人も多く、砂浜から豪快なキャストを決める投げ釣りは夏の風物詩でもあります。
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海水・淡水の両方に対応でき、ゲームフィッシュの対象魚として人気です。あっさりしたスズキの白身は、夏に洗いなどで涼しげに楽しめます。
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南の海から夏に黒潮に乗ってやってくるトビウオは、特有の清涼感をもった味わいがあります。さっぱりした身をフライにするのもGOODです。
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産卵前のベストコンディションなコチは、砂浜の高級魚ヒラメに並ぶ夏の人気者です。コクのある白身はまさに夏の王者にふさわしい味わいです。
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磯場のファイターであるヒラマサはブリに並んで上品な味わいのある魚です。青魚の旨味をあっさりした程よい脂乗りと食感で楽しめます。
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ショアゲームでも楽しむことができるアカハタは、近年のハタゲームの火付け役。ハタ類はどの種類も濃厚な白身が楽しめ絶品ですが、アカハタはそのなかでも特に釣りで狙いやすい魚です。
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伊豆諸島などの名産で、熱帯魚のような綺麗な見た目とは裏腹に、とても脂を蓄えています。焼き魚は絶品で、立ちこむ煙は脂の乗りの良さの象徴です。
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体の約半分が口なヘンテコな形の魚。暖かい海に生息するこの魚は、夏に現れる魚マニア必見の特別ゲストです。
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高知、紀伊半島の南端、伊豆半島などの温暖な地域に生息するアジの仲間で、天然物は高級魚の代名詞。近年は養殖技術が確立されましたが、それでもその地位は譲らないほどの美味な魚です。
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夏の夜のテナガエビ釣りは江戸前の風物詩。子供のころをザリガニ釣りを彷彿とさせる中毒性があります。から揚げにすると鮮やかな赤色が映えます。
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「スズメダイって食べられるの?とお思いかもしれませんが、この魚は少し骨が固いですが、非常に脂がのる上質な白身魚です。サビキ釣りの外道などでよく釣れるのでぜひお試しください。
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見た目はマサバと瓜二つなゴマサバですが、夏に脂がのる別種の魚です。しめ鯖にするとあっさりしながら濃厚な脂が楽しめます。
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冬のフグに夏のオコゼ。ぷりぷりと上質な白身はもやは高級料亭や割烹料理店の領域です。
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浅場に接岸する夏に釣りで狙いやすく、夏の夜の投げ釣りの代名詞です。
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土用の丑の日はウナギを食べて精力を付けましょう。夏の夜の河川で竿先につけた鈴が鳴り響く音はまさに風柳です。
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暖かい海から夏に現れるカジキは、剣のように発達した上顎で小魚を追い回します。背びれの根本は「ハーモニカ」と呼ばれ、煮付にして食べられます。
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これまた暖かい海から夏に現れるカツオは、春に南から上ってきたのち、暖かい日本近海にとどまったところが狙い目です。鮮度には注意が必要ですが、さっぱりとした美味しい魚です。
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黄色味がかった色合いは貫禄があるキハダマグロ。マグロのなかではヘルシーな味わいで、欧米では特にツナとして人気です。
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ブリの仲間のカンパチは、中でも小型のものは「ショゴ」「シオッコ」「ネリゴ」など数々の愛称で古くから親しまれ、ショアジギングアングラーの最重要ターゲットの一種です。
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小型のブリは夏によく釣れるショアジギングの好ターゲット。食べて美味しい、釣って楽しい魚の代表種です。
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夏に湾内の浅場に接岸し、岸からでも釣りのターゲットにできる魚です。炙りや刺身などなんでもいけます。
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夏に元気な磯魚で、夏に磯臭くなるともいわれますが、釣り人が多い港ではコマセでぶくぶくに太って美味しいこともあったりなかったり。
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スイカを餌に釣れることもあるクロダイ。ルアーで狙うチニングは近年ブームの兆しを見せ、河口域に遡上する夏場はハイシーズンです。
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小さな石鯛は縞々模様が綺麗で人懐っこい性格です。本気で狙う釣りは贅沢にもウニを撒き餌にしてワイヤーを使って釣り上げます。
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西日本における夏の高級料理の代名詞。熟練技による骨切りは素人にはなかなかマネできませんが、味は格別。ハモ「梅雨の雨を飲んでおいしくなる」と信じる地域もあります。
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暖かい海から夏に現れるファイター。ゲームフィッシュの対象魚としても名高く、針かかりしたときの暴れ方は圧巻。興奮時の綺麗な体の色に見とれます。
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夏に魅力的な魚が狙える投げ釣りで釣れる立派な美味しい魚。鮮度落ちが早いため、本種の刺身は釣り人だけの特権で、特有の濃厚でモチモチした味わいが特徴的です。
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ちょっとカラフルな見た目には食用がわかないという方もいるかもしれませんが、食べたらふっくらした身が美味しい魚なんです。
そもそも”旬”ってなに?

辞書での定義は?
広辞苑によると、「魚介・野菜・果物などがよくとれて味の最もよい時。」とあります。①味がおいしくなる季節
まさに言葉通りの判断基準で、四季が織りなす日本だからこそ楽しめる”粋”な季節の楽しみ方を舌で感じる季節こと旬と言えると思います。②手に入りやすくなる季節
生物は回遊や日周鉛直移動などを行うことで、その時々で生きやすい場所に移動する生存戦略をとるものが少なくありません。人間は昔からその生存戦略を利用して食べ物を獲得してきました。 それは、たとえ食べ物として最もおいしい時期ではなくとも、生活に必要不可欠な食べ物としてたくさんの量が取れる時期を重宝してきました。季節を伴う日本特有の文化を尊重するという旬という考え方もあると言えます。夏に美味しい魚
それでは実態に夏に食べるべき、夏の旬な魚たちを紹介していきます。アユ

アジ

キス

スズキ

トビウオ

コチ

ヒラマサ

アカハタ

タカベ

アオヤガラ

シマアジ

テナガエビ

スズメダイ

ゴマサバ

オニオコゼ

夏に手に入りやすい魚
味が最高とまでは言えないものの、十分に楽しめて夏だからこそお求めやすい魚を紹介します。アナゴ

ウナギ

カジキ

カツオ

キハダマグロ

カンパチ

ブリ(小型)

タチウオ

メジナ

クロダイ

イシダイ

ハモ

シイラ

イシモチ

キュウセン
