
オヤニラミの面白い生態や飼育法!なつくって本当?
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分類 | スズキ目ケツギョ科オヤニラミ属 |
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和名 | オヤニラミ |
学名 | Coreoperca kawamebari |
分布 | 京都府桂川水系・由良川以西の本州、四国、九州 |
特徴 | 体は平たく、6本ほどの縞模様がある。えらぶた上部に暗色斑と2本の棘がある。 |
オヤニラミの特徴

オヤニラミの生態

ムギツクとオヤニラミの関係

国内外来種としてのオヤニラミ

オヤニラミの飼育方法
オヤニラミは水質の悪化に敏感で神経質な面が見られるため、飼育環境の維持管理には注意が必要です。オヤニラミ飼育に適した環境

水槽・フィルター
オヤニラミの飼育に適した水槽のサイズは 45cmクラス以上の水槽です。同種は奇麗な水を好むので、大きめの水槽を用意しておいた方が維持が容易です。水温・水質
オヤニラミは日本で越冬できているため、水温に対しては適応できる範囲が広いです。生存できる水温としては、低温側は飼育水が凍らない程度、高温側は30℃ほどまでです。 活動に適した水温は15~25℃程度なので、観賞用として飼育するのであれば、温調機器を用いて通年でその範囲になるよう保温すると良いでしょう。水質としては、中性付近を保つようにすれば問題ありません。本種は水質の悪化に弱いため、週に1回くらいのペースで水換えを行ってください。レイアウトなど
オヤニラミは自然環境下では、水草が繁茂している場所を好んで生息しているため、水草やシェルターなど隠れ家になる物を入れてあげると落ち着きます。また、底部から照明の照り返しがあると落ち着かないので、底床材も敷いた方が良いです。 底床材としては大磯砂などの水質に影響を与え難く管理しやすい物で十分です。本種は肉食性でフン量が多いため、あまり厚く敷くと掃除が煩わしくなる点に注意してください。オヤニラミの餌
オヤニラミは肉食性なので、冷凍アカムシなどの生餌を好みます。しかし、生餌をメインに飼育すると水を汚しやすく維持管理が煩わしくなるため、人工飼料への餌付けを行っておきましょう。 適した人工飼料としては、キャットやカーニバルなど肉食魚用に配合された物が挙げられます。ただ、肉食魚は同じ餌ばかりを与えていると飽きて食べなくなる傾向が強いので、複数の餌を用意してローテーションで与えると良いでしょう。オヤニラミは混泳OK?
前述の通り、オヤニラミは縄張り意識が強い種類なので、基本的に混泳はNGです。同種・他種問わず争い、オス・メスのペアでさえも激しく喧嘩するため注意してください。 また、肉食性なのでエビ類は食べられてしまいます。どうしても混泳させたいのであれば、縄張りが重ならないほどの大きな飼育容器を用意して、水草やシェルターなどを多めに入れるなどの措置が必要です。オヤニラミの繁殖

オヤニラミは販売されている?
オヤニラミは人馴れする性質や、繁殖期には鮮やかな婚姻色を呈するなどの理由から観賞魚として人気があるため、熱帯魚専門店などで取り扱われていることも多いです。通販サイトでも普通に販売されており、個体の大きさによりますが相場としては1000~2000円前後です。オヤニラミの釣り・採集

オヤニラミは人になつくユニークな淡水魚!
