
タコエギおすすめ6選!自作&改造で釣果アップ!?
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アイキャッチ画像出典:写真AC
タコエギとは

出典:釣具のポイント
タコエギとは主にマダコを釣るために生まれた比較的新しいルアーで、イカのエギのような見た目をしているのが特徴です。タコテンヤとは異なり、カニなどの生エサを使用しないことから、より手軽にタコ釣りを楽しめます。
タコエギにはエギとオモリが独立した ダウンショットタイプとエギとオモリが一体化した 底ズル引きタイプの2種類があり、フィールドの海底の地形や潮の流れの強さの違いによって使い分けます。
タコエギに適したポイント

出典:Pixabay
タコは基本的に岩礁帯に生息している為、 磯や堤防の岸壁やテトラポット周り、沈み根のある場所を重点的に狙いましょう。底全体的に岩があるポイントがベストですが、砂泥底のポイントでも根や海藻が点在しているような場所ではタコを狙うことができます。
また、タコは真水を嫌うので河口など雨の際に塩分濃度が下がるポイントは避けた方が良いでしょう。
/タコエギの選び方
タコエギを選ぶ際のポイントをご紹介します。
サイズ
タコエギの基本的なサイズは3.5号です。タコのサイズが小さい場合や活性が低い時などは2.5〜3号程度、ポイントの水深が深い場合や大型のタコを釣りたい場合などは4号程度のタコエギを使うこともあります。
カラー
タコエギの一番人気のカラーを選ぶとしたら白がおすすめです。他にもオレンジやピンクなどの蛍光色や、赤なども人気の高いカラーです。
他のルアーフィッシングと同様、状況により当たり外れはありますので、白を基本として異なるバリエーションでいくつかカラーを揃えておくことをお勧めします。
おすすめのタコエギ6選
各メーカーから様々なタコエギが発売されています。色々なタコエギを試してみてください。
ハリミツ 蛸墨族
ブレードとラトルが装備されているハイアピールなタコエギ で人気の高い商品です。同じ3.5号の中でも25gと35gの2つの重さがあります。
クロスファクター サイコオクトパスDX
安価なモデルながらラトル内蔵でアピール度もバッチリ。カラーラインナップも豊富に取り揃えられています。
ヨーヅリ タコやん
シンカーが取り外し可能なので状況に応じてタコエギ の重さを変えることができます。また、ボディが浮く設計になっている為根掛かりのリスクが低いのも特徴です。
マルシン漁具 オクトパスタップ
何と言っても値段の安さが嬉しい1品です。根掛かりによるロストが多いタコエギ では頼もしい味方となってくれるでしょう。
メガバス タコーレ80
まさにエビの形を模したタコエギ で脱着可能なシンカー付きです。ボディ上部には発光体を取り付けることができるので、夜間の釣りでも使うことができます。
がまかつ タコエギDJ
デルタシンカーという独特な三角形のシンカー構造によりシェイクによる誘いが入れやすくなっています。定番カラーのホワイトやピンクなどをしっかり抑えた単色のビビッドカラーラインナップとなっています。
タコエギにおすすめのロッド・リール
タコエギ に適しロッドやリールのスペックをご紹介します。
ロッド
タコエギはあまり大きなアクションを行う必要なく、感度もそれほど重要ではありません。むしろ、大型のタコを引き上げるバットパワーや重いタコエギをキャスト出来る頑丈さが重要になってきます。
数はあまり多くありませんが、専用のタコロッドが発売されているので、それを使用するので良いでしょう。
アブガルシア(AbuGarcia)タコスフィールド TKFC762H
自重171gという軽量設計で重くなりがちなタコエギ ゲームの負担軽減に役立ちます。PEラインもMAX8号まで対応しているため、大ダコ狙いの釣りでも安心して使うことができます。
OGK タコエギの竿 180
安価で買える入門者用のロッドです。とりあえずお試しでタコエギ を初めてみたいという方にはおすすめの1本です。自重も115gと非常に軽いため女性やお子さんでも扱いやすいモデルとなっています。
リール
リールもロッド同様頑丈さとパワーが重要で、巻上力の強いベイトリールタイプがおすすめです。ギアはハイギアよりもローギア(パワーギア)が適しており、ラインキャパはPE2〜3号を100m程度は巻けるものが良いでしょう。
テイルウォーク(Tailwalk) エランワイドパワーオクトパスSP2
PE3号200mが標準装備されているため、手軽にタコエギ ゲームを始めることができます。最大ドラグ力も12kgとパワーも申し分ないスペックとなっています。
タカミヤ(takamiya)ギガソルトPG
比較的安価で購入できドラグ力もMAX7kgあります。海水使用を想定した防錆加工も施されており、コストパフォーマンスの高い1台となっています。
タコエギの仕掛け
タコエギを使う仕掛けは堤防の場合と船の場合により多少異なります。
堤防
堤防からタコエギを投げる場合は、イカ狙いのエギングと基本的に同じでメインライン+リーダーの先にタコエギを付ける形になります。メインラインは基本的に2〜3号程度のPEラインで、リーダーはフロロカーボンの5〜8号前後ものが良いです。
根ズレのリスクが大きい釣りなのでリーダーは太めのものを結ぶと良いでしょう。
船
船からの場合はタコエギ の先に40〜60号程度のオモリを付けて沈み込ませます。タコエギ 専用のスナップ付きスイベルが販売されいていますので、それを使うと楽に仕掛けをセットすることができます。
また、一つの仕掛けに2つのタコエギ を付けることもあり、その際は号数やカラーの異なるタコエギ を付けてアクションに幅をもたせるとより効率的にタコにアピールすることができます。ラインシステムは堤防の場合と同じで大丈夫です。
/タコエギの使い方(釣り方)
タコエギ の使い方に関しても、堤防と船の場合では変わってきます。
堤防からはしゃくりやズル引きで
タコは底生生物なので、基本的には底を狙います。タコエギの最もベーシックな使い方は 海底のズル引きです。ただし、タコがタコエギをしっかりと抱けるようにゆっくり巻き、時々、少し巻くのを止め抱きつくタイミングを作ると良いでしょう。
また、ダウンショットタイプのタコエギの場合は、タコエギ自体がやや海底から離れているので、 細かくしゃくってあげてアピールしたり、 小刻みに震わせたり(シェイクさせる)することでアピールのバリエーションも広がります。
ズル引きでは乗ってこない場合に試してみると良いです。
船からはオモリで底を小突くイメージ
船からの場合は基本キャストはせず真下に落としてタコを誘います。誘い方としては竿先を軽くあおりながらオモリで海底をトントンと小突いていきます。
タコは底にべったり張り付いていることが多いので、タコエギ は浮かせすぎず、エビなどが海底を飛び跳ねているようなイメージでタコエギ を動かしていきましょう。
堤防の場合と同様シェイクさせるのも有効な手段です。
タコエギを自作&改造してみよう!
市販のタコエギでも十分タコ釣りは楽しむことが可能ですが、もっとタコエギを深く楽しみたい人は自作や改造にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。自作の場合は、イカ用のエギを購入し、エギ張りをふぐのカットウ釣り用のハリを2~3本にしたものに変更します。
また、エギの色を自分で塗り替えたりしても面白いかもしれません。
自作よりももう少し手軽なのが、タコエギの改造です。市販のタコエギに、さらにワームやタイラバ用のラバースカートなどを取り付けアピール力を強化することで、市販にはない独特のアクションを生み出すことができます。
自分なりに色々と試行錯誤してみるのも釣りの面白さですので、釣りに慣れてきたらぜひチャレンジしてみてください。
レッツ、オクトパッシング!

撮影:FISH PARADISE!編集部
タコエギは比較的最近生まれた新しい釣りで、年々人気が高まっています。魚とは違う独特のあたりと引きにはまること間違いなしです。タコは漁港などからも手軽に狙うことが出来ます。ぜひ、家族や友達とタコを釣って、釣りの後はたこ焼きパーティーを楽しんじゃってください!