
エギングリールの選び方とは?初心者から上級者にも人気の厳選15機種!
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エギングとは一般的にエギ(餌木)というルアー(疑似餌)を使いアオリイカをターゲットにしたソルトルアーフィッシングを指し、ショアでもオフショアでも楽しめる釣りになります。
アオリイカを釣る釣り方は活アジを使ったヤエン釣りやウキ釣りがありますが、餌を使わずエギを使ったシンプルでライトなタックルでダイナミックなアオリイカの引きを楽しめ食べても美味しいため、初心者や女性アングラーでも手軽に出来ることが大きな魅力になっています。
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リールの番手ですが、あまり大きいと重くキャストがしにくくなり、小さすぎるとリーリングが小さくなりアクションがつけにくくなります。また大物のアオリイカがかかった時の巻き上げに負担がかかります。
おおまかな目安として大手メーカーの シマノなら3000番台、ダイワなら2500番台がタックルバランスも良くキャストやリーリングもストレスなくできるでしょう。
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リールのギア比ですが、ハイギアではエギのアクションが大きくなる事でアピール力も増し、回収も早くできるのでキャスト回数が増えるメリットがありますがパワーが不足するデメリットがあります。
逆にローギアではピンスポットでエギをあまり動かしたくない時や大型のアオリイカが掛かった時に十分なパワーでファイト出来ることがメリットですが、回収が遅く手返しが悪い点がデメリットになります。
これは自転車のギアと同じでハイギアではスピードが増す分パワーが劣り、ローギアではパワーが増す分スピードが劣ることと同じ原理です。
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エギングのラインですが、ますスプールに下巻きをした上で自分がキャストして探るポイントの最長距離+20~30m、全体で150~200mのラインを巻いておく必要があります。
ショアからのエギングは 0.8号以上のPEラインが適していますがオフショアからのエギング、ティップランでは潮の抵抗を防ぐため0.6号、場合によっては0.4号クラスを使う事があります。どちらもPEラインの先にに1.5~3.0号前後のショックリーダーを結ぶ事は欠かせません。
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エギングのリールはダブルハンドルが適しているといわれています。シングルハンドルに比べて反対側のノブとの間が同じ長さなので安定性が増し、ハンドルを一定に回転させることが可能です。
ティップにブレが生じにくいうえ繊細なアタリが取りやすくなり、アタリがあった時に素早くフッキングできることがメリットです。デメリットは重量が増し、つまんでいないノブが手に当たったりラインの糸ふけでラインが絡まることが挙げられます。
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エギングにおけるベイトリールはロングキャストするショアからのエギングでは軽いエギをキャストしにくく向いていないといえるでしょう。
しかし近年人気になっているオフショアからのボートエギング、ティップランではロングキャストする必要もなく、30g以上の重いエギを使うので操作もしやすくパワーもあるベイトリールが使われることもあります。
シマノ ナスキー 2500SHG
自重240gとやや重さを感じますが、大型ノブが採用され操作性に優れているといえます。ただシングルハンドルなのでエギングで使用するには安定性に欠けるのでアタリが取りづらいところはデメリットとして否めません。
シマノ ネクサーブ 2500S
シングルハンドルで自重270gと重いですが、コストパフォーマンスに優れ、このクラスにしては高級感さえあります。シャロースプールでラインを下巻きする必要もなくエギング入門者に最適なモデルです。
ダイワ レブロス LT3000S-CH-DH
エギングのテンポ良く巻き取るシチュエーションで効果を発揮するモデルです。シリーズ唯一のダブルハンドルモデルで3000番の浅溝スプールはPE0.8号が200m巻けるキャパシティ。余裕でエギングを楽しめる1台です。
特にダブルハンドルは取り回しが良く、エギの回収の早さを加速させ、瞬時のアタリにも素早く合わせることが可能です。
シマノ セフィアBB C3000SDHHG
セフィアBBはシマノがエギング入門者向けに開発されたタックルシリーズのリールで、自重250gとやや重いですがダブルハンドルで操作性に優れたリールに仕上がっています。ただ上位機種と比べると巻き出しが重く、ダブルハンドルの長さが短いところが気になる方もいるかもしれません。
ダイワ フリームス LT2500
2021年にモデルチェンジされたダイワのフリームス LT2500。ラインキャパシティはナイロン8lbで100m、PE0.8号で200mとなり、エギングではベストサイズのリールになります。
ランガンなどタフに使い込める2500番のボディは大胆かつパワフルに巻き上げが可能で、広範囲にキャストし、回収を繰り返すエギングに最適なモデルです。
ダイワ エメラルダス LT2500S-H-DH
ダイワのエギング専用アイテムがエメラルダスシリーズになります。中でもエギング用LTシリーズはボディ、スプール、ハンドル等の細部にわり軽量化を目指したモデルで、リール心臓部のギアをタフなボディで包み込む小型エギングリールの新基準になっています。
軽量化されたリールはエギングでのシャクリによる疲労感を軽減し、集中してエギングを楽しむ事が可能になっています。
シマノ ツインパワー 2500SHG
シマノのツインパワー 2500SHGは#2500系ハイギアスタンダードで、手返し重視のオールラウンダーモデルになります。
流れのあるエリアで高いパフォーマンスを発揮するモデルで、操作性に優れたエギングリールになり、また、エギングだけでなく、バスやトラウトなどの淡水のルアーフィッシングにおいても代用が可能ですのでこれ1台あれば様々なシチュエーションにおいて使用可能なモデルになります。
ダイワ エメラルダスAIR LT2500-DH
自重180gで超軽量のエギング用リールになり、ダブルハンドルにありがちなシャクった後のハンドルの戻りが無く、エギングに集中することが出来るモデルになります。
特にサイズの小さな初秋のシーズンにラインを見てアタリを取る繊細なエギングシーンにおいて効果を発揮し、驚異的な軽さはテクニカルな誘いを可能にしています。
ダイワ ルビアス LT2500S-DH
ハンドルはエギングカスタム仕様のWハンドルを搭載しており自重は驚異の185gで、ランガンで一日中シャクり続けるエギングシーンにおいて最高のパフォーマンスを発揮するモデルになります。
ラインキャパシティは近年のエギングで最も使用頻度の高いPE0.6号-200mで、下糸不要で扱いやすいエギングリールになります。
シマノ ヴァンキッシュ C3000SDH
クラス最軽量は最新機種で175gと群を抜いています。巻き出しが軽く滑らかな巻き心地で軽いエギを使ったエギングでも感度に優れていてロングキャストを繰り返してもトラブルレスでエギンガーの間でも人気の機種になります。
ダイワ イグジスト LT2500-XH
シマノのステラかダイワのイグジストかと言われるくらいのダイワのハイエンドモデルで自重180gの軽量であることに加え、巻き出しの軽さと半端ない滑らかな巻き心地はエギンガーを虜にしています。一度は手にしてエギングを楽しんでみたい高級モデルです。
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各メーカーからラインナップされているエギング向けリールですが、他のターゲットを対象にした釣りにも使用することが可能です。
近年人気を博している スーパーライトジギングや、ウルトラライトジギングでは軽いルアーを使用するため2500番~3000番のリールに0.6号~0.8号のラインが巻いてあればエギングリールでも使用することが可能です。
また軽いジグヘッドを使うショアからの アジングや、メバリング等も使用することができます。ただ青物などを狙う本格ジギングではパワーが要求されるのでこの番手のクラスとラインでは厳しいでしょう。
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初心者から上級者までエギングリールの選び方をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
今回はショアからのエギングを想定してロングキャストを繰り返しても疲れないリールの選び方になっていますがオフショアのティップランでも重いエギを一日中シャクリますのでやはり軽さは重要なポイントと言えます。
これからエギングを始めようとされている方や、リールの買い替えをお考えの方に少しでも参考にしていただければ幸いです。
エギングとは

エギングリールの選び方
エギングリールを選ぶポイントは軽さとドラグ性能です。特に軽さは重要で一日中ロッドをシャクるエギングでは重要なポイントになります。リールサイズ(番手)は?

ギア比は?

ラインキャパシティは?

ダブルハンドルの必要性

エギングでベイトリールは使える?

価格別エギングリールのおすすめ15選
エギングに使用するリールは性能と価格が比例しますがおすすめのリールを価格別に厳選してご紹介しましょう。初心者におすすめエントリーモデル(~1万円)
シマノ セドナ C3000DH 自重275gと重さを感じますがコストパフォーマンスに優れ、コンパクトで巻き上げもスムーズ、なにより安定性が増すダブルハンドルなのでこれからエギングを始める初心者の方の入門機種として最適なリールです。価格と性能のバランスに優れた高コスパリール(1~2万円)
シマノ アルテグラ 2500SHG 2021年にモデルチェンジされたシマノのアルテグラ 2500SHGはシマノの最上位機種18ステラにも搭載されているマイクロモジュールギアⅡの他、サイレントドライブ、Xプロテクト、ロングストロークスプールなどの最新技術が惜しみなく搭載された最新モデルになります。 エギングのキャスト、巻き、耐久性などの基本性能がワンランクアップされ、今までのエギングシーンが格段にグレードアップされることを約束する、そんな1台です。ワンランク上の使い心地を求める方向けの高機能リール(2~4万円)
シマノ セフィアCI4+ C3000SDH ダブルハンドルで195gの自重はさすがに軽くワンランク上の高級感を感じます。ただハンドルの巻き出しはそれほど軽いとは言えずその点だけが気になりますが、ブラックに赤いラインのデザインはセフィアシリーズの代名詞といえるカラーで、エギング専用リールとして欲しくなる1台と言えます。上級者向けハイエンドモデル(4万円~)
シマノ ステラ C3000SDH シマノが誇るハイエンドリールの最高峰ステラを耳にしないアングラーはいないでしょう。マイクロモジュールギアを搭載した滑らかな巻き心地は一日中シャクリを繰り返しても疲れず、エギンガーがいつかは手にしたいリールと言えます。エギングリールで他の釣りはできる?

エギングリールの選び方のまとめ
