
アジアアロワナの種類や特徴!貴重な古代魚の飼育方法とは?
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アジアアロワナってどんな魚?
水槽内を堂々と周遊し、圧倒的な存在感を放つアロワナ。特にアジアアロワナは体色が鮮やかで、迫力ある姿が見る人の目をより一層惹き付けます。早速アジアアロワナの魅力についてお伝えしていきます。特徴

分布(生息地・養殖地)

寿命

価格・流通相場

アジアアロワナはワシントン条約(CITES)で保護されている

アジアアロワナの種類(品種・血統)
アジアアロワナにはさまざまなバリエーションがあり、それぞれにコアな愛好家がいます。代表的なアジアアロワナの品種や血統についてご紹介します。紅龍
紅龍は、アジアアロワナの中でも代表的かつ最も人気のある、赤系アジアアロワナの品種のひとつです。成長するに連れて、全身が鮮やかな赤に発色するのが特徴です。 発色の度合いは、水質や環境によって左右されます。生息地が限られており、稀少であるため数十万円からと高値で取引されています。スーパーレッド(血紅龍)
血紅龍も赤系アジアアロワナのひとつで、紅龍の中でも特に赤色が強く出る品種です。体型は鯉型、頭部はフラットヘッドが特徴です。赤さを更に追求したウルトラレッドと呼ばれる品種も存在します。 血紅龍も稀少な種であることに加え、紅龍よりも体色が鮮やかに出ることから、紅龍よりも高値で取引されることが多いようです。チリ・レッド(辣辛紅龍)
辣辛紅龍も赤系アジアアロワナの一種で、鱗の縁が赤く、内側は紫がかった濃い色をしているのが特徴です。辣辛紅龍は鯛型と呼ばれる体型で、頭部はスプーンヘッドと言い反っています。 スプーンヘッドより更に頭部が反っている、アッパーヘッドと呼ばれるものもいます。辣辛紅龍も数十万円から取引されています。青龍
青龍は流通量が多く、値段も数万円からと他のアジアアロワナに比べて比較的安価なため、アジアアロワナの入門魚におすすめの品種です。 体色は銀や白ですが、成長するに連れて、鱗に緑色の馬蹄模様が浮かび上がるのが特徴です。アジアアロワナの中でも、普通の魚のような体型をしています。マレーシアゴールデン(過背金龍)
過背金龍は、マレーシアのごく限られた場所にしか生息していない稀少な品種です。「金龍」の名の通り、成長するに連れて全身が金色に発色します。鱗の一部が緑や青に発色する品種もあります。 過背金龍は、アジアアロワナの中でもかなり高価な額で取引されており、数百円することも珍しくないようです。パンジャール(黄龍)
黄龍は、幼魚期は血紅龍、成魚は青龍に似ていますが、成長するに連れて各ヒレが黄色になる品種です。黄龍に紅龍を掛け合わせたパンジャールレッドと呼ばれる種類もあり、こちらは体の後方3ヒレが、成長に伴い赤もしくは黄色になります。 青龍同様、馬蹄模様が現れるのも黄龍の特徴です。青龍に次いで安価で取引されています。スマトラゴールデン(紅尾金龍)
紅尾金龍は、過背金龍よりも金色になる部分が少なく、ヒレの先が赤、背中が黒に発色するのが特徴です。 紅尾金龍は比較的安価で手に入りやすいため、青龍や黄龍と同様、アジアアロワナの入門魚としておすすめです。チタニウムゴールデン
チタニウムゴールデンは「唐草青龍」とも呼ばれ、体に唐草模様が浮かび上がるのが特徴です。また、背中に鮮やかな青を発色します。これらの特徴は、体長が40㎝を越えた辺りから出現し始めます。 アジアアロワナの中で唯一の別種として認定され、2012年に登録されたばかりの新しい品種です。生息地が非常に限られており、流通量も少ないことから、数十万円からと高価です。アジアアロワナの飼育方法

水温・水質
アジアアロワナに適した水温は、30℃程度と高めなため、夏場以外はヒーターを設置して、水温が下がらないよう管理してあげましょう。30℃を保ってあげると、餌の食い付きも良く、病気にかかりにくいようです。 水質は弱酸性~中性がアジアアロワナの飼育に適しています。水槽サイズ・フィルター
アジアアロワナは体が硬いため、ターンするのに幅が必要です。長さ120㎝、幅60㎝以上の水槽が必須です。ただし、幼魚から飼う場合は、セパレーターなどで水槽内を区切り、アジアアロワナの大きさに合わせた広さで飼育するようにしましょう。 フィルターは上部式や外部式などの、濾過能力の高いものがおすすめです。アジアアロワナは水を汚しやすいため、併用するのも良いでしょう。 水槽は大型のためアクリル水槽がおすすめです。レイアウト
アジアアロワナは大型魚なので、泳ぐスペースを狭くしないよう、レイアウトはシンプルな方が良いでしょう。流木や岩を使う場合は、アジアアロワナがケガをしないよう丸みのあるものを選び、アクセント程度の個数に留めましょう。 底砂は意見が分かれますが、掃除のしやすさからベアタンクが推奨される場合が多いようです。餌
アジアアロワナには、コオロギやミルワーム、カエル、金魚、などの生き餌を与えます。人工飼料ではカーニバルなどの肉食魚用の餌を使用しますが、餌付きにくい場合もあります。 栄養の偏りを防ぐためにも複数の餌を食べられた方が良いので、購入先でどのような餌を与えているか聞いてみると餌付けしやすいでしょう。アジアアロワナの混泳相性
特に同種・近縁種において、以前は混泳不可と言われていましたが、最近では条件が揃えば混泳出来ると言われています。 ただし、アジアアロワナは縄張り意識が強い魚ですので、必ずしも上手くいくとは限らないということを覚えておきましょう。それでは、混泳時のポイントについてお伝えします。同種・近縁種との混泳相性

他種との混泳相性

アジアアロワナの繁殖

アジアアロワナの病気

アジアアロワナのおすすめ販売店・専門店
アジアアロワナを取り扱っている販売店や専門店は全国にありますが、中でも埼玉県にある「ラフレシア」というお店は自家繁殖にも力を入れており、繁殖に成功した個体を販売してくれる珍しいお店です。 また、販売するアジアアロワナを現地で直接買い付けしている点も、このお店の魅力です。アジアアロワナは変化を楽しめる魚
