
ベタ混泳の注意点!混泳がうまくいくのはどんな場合?
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アイキャッチ画像出典:Pixabay
ベタのオス同士の混泳は厳禁

ベタはオス同士では激しく争うことから、同種のオス同士の混泳は厳禁です。最悪の場合、どちらかが死ぬまで争います。そのため、オス同士を混泳させるのはやめましょう。
例外的に、同じ水槽で生まれたオス同士であれば、別々の水槽に隔離する前までは同居させることが可能ですが、一度隔離してしまうとすぐに喧嘩してしまいますので注意が必要です。
/繁殖狙いでなければオスメスの混泳も避けたほうが無難
ベタのオスとメスも繁殖狙いでなければ、混泳はしないほうが良いでしょう。オスがメスを追いかけ回して、メスにストレスが溜まってしまいます。
メスのヒレがボロボロになってしまうことも多々ありますので、繁殖するための混泳でなければやめておきましょう。
繁殖の際も十分にお見合いをさせてから、混泳させるようにしましょう。
/ベタのメス同士の混泳は比較的トラブルが少ない

ベタのオスは激しく喧嘩しますが、メスは比較的性格は温和で、メス同士での混泳が可能です。どの魚にもみられるちょっとした小競り合いなどはありますが、大きな傷を負うようなことはあまりありません。
ショップでもメスの場合は一つの水槽に複数匹入れられていることがほとんどです。
/スマトラなどのヒレを攻撃する他種との混泳はNG
スマトラやブルーテトラなどは大きなヒレを持つ魚に対して、ヒレをかじったり、つついたりとちょっかいを出します。ベタの最大の魅力であるヒレがボロボロになってしまうため、これらの種との混泳は避けましょう。
ベタが大きなストレスを抱えるだけではなく、傷口から病気に感染したりといいことはなにもありません。
この他にも小型カラシンの仲間はヒレをつつく種類がいるので、注意が必要です。
/エビはベタに食べられる可能性も
ベタは小型のエビ類は食べてしまう可能性があります。レットビーシュリンプは赤と白のシマシマがとても可愛いですが、体が小さいためベタの餌食になってしまいます。
コケ取り生体として有名なミナミヌマエビやも襲われることがありますので、混泳は避けた方が無難です。
ヤマトヌマエビはサイズも大きく狙われにくいため、コケ対策でエビ類を導入したいと考えている場合は本種がおすすめです。
グッピーなどのヒレが大きな他種とベタのオスの混泳は避ける

出典:Pixabay
ベタのオスは大きなヒレを持つ他種に対しても、威嚇や攻撃することがあります。これはそのような魚をベタのオスと勘違いするためで、激しく追い回したりしてしまいます。
グッピーをはじめとする大きくてヒラヒラしたヒレを持つ魚との混泳は避けましょう。それ以外にも、グッピーは生活圏もかぶっているので餌の取り合いが起こることもありますので、混泳はしないことをおすすめします。
/混泳相手に気をつけてベタを飼育しよう
ベタは混泳に色々と注意が必要ですが、水槽のムードメーカーになってくれる素敵な魚です。ベタの鮮やかで派手な外見は、他の熱帯魚にはない魅力があります。
また、ベタは混泳しなくても一匹で飼育しても十分なほど見応えがありますから、無理に混泳させないのも一つの手です。
上手に混泳を楽しんで、素敵なアクアライフを楽しみましょう!