
ベタの種類と見分け方!原種・改良種の人気14種をご紹介!
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アイキャッチ画像出典:Pixabay
ベタの種類の見分け方
たくさんあるベタの種類ですが、分類の仕方がいくつかあります。どんな見分けるポイントがあるのかチェックしておきましょう。原種と改良品種
ベタにはもともと自然界に存在している種である原種(ワイルドベタ)と人工的に掛け合わせて作られた改良品種(改良ベタ)の2つがあります。改良品種はとても派手な種が多く、コンテストなども開かれています。一方、原種は改良品種ほどの派手さはありませんが、原種独特の渋さがあり、マニアに長年愛されています。ヒレの形状・長さ
ベタはヒレの形状で様々なタイプに分けられます。くしのようなギザギザのヒレを持つクラウンテール(コームテール)や、尾ヒレが上下二つに分かれるダブルテール、ヒレがメスのように短いプラガット、胸ヒレが大きくなるダンボなどがあります。ヒレの開き方
ヒレの開く角度によってもベタの種類がいくつか分けられています。ショーベタの中で尾鰭が180度開くものはハーフムーン、180度開かないものはスーパーデルタと言われます。ヒレ・体の色
ヒレや体の色でも細かく分類されています。単色のシンプルなカラーのものから、カッパーやドラゴンと呼ばれる金属的な輝きを持つ種類、マーブルと呼ばれる複数の色がぶち模様で入る種類など様々です。体サイズ
ベタの中には極端に大型化するジャイアントという種類も存在します。ジャイアントプラガットがもっとも有名で、最大体長は10cm以上にもなり、とても迫力があります。オスメスの違い
オスメスでベタの容姿は大きく異なります。どんな種でも基本的にはメスのベタはオスに比べ、ヒレの長さは短く体も小ぶりです。パッと見た感じは、ベタのメスは、オスのプラガットのような見た目をしていますが、ヒレの形状や体色はオスと同様の特徴を持ちます。人気の改良ベタ11種類
比較的よく流通し入手しやすい人気の改良ベタをご紹介します。これらにカラーバリエーションを加えるとかなりの種類になります。ヒレの長い種は水質悪化や病気などでダメージを受けやすいので、飼育時は注意が必要です。トラディショナルベタ
ベタの中ではもっともポピュラーな種類で、ゲームセンターの景品としてやホームセンターなどでも売られていたりします。並ベタなどとも呼ばれ、価格は200~500円とリーズナブルです。ただし、プラチナなどの特殊なカラーはもう少し価格も高くなります。
(熱帯魚)ベタ・トラディショナル プラチナホワイト系(オス)(1匹)
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プラガット(プラカット)
他の種類のベタに比べるとヒレが短いのが特徴です。タイではベタを戦わせて強さを競う競技がありますが、強さを追求して作出されたのがプラガットと言われています。価格は500〜2000円くらいのものが多いです。
ベタ プラガット オス (赤系青系色おまかせ)(約3cm)(1匹)
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ダブルテール
尾ひれが真ん中を境に、上下に別れる種類です。ハートのような尾ひれがとても可愛く、価格も500~1000円ほどと手に入れやすいのも人気の理由です。
ベタ・ダブルテール 色指定なし(オス)(1匹)
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ハーフムーン
尾鰭が180度に開くタイプのショーベタです。大きなヒレを維持するためには、日々のフレアリングによるトレーニングが必須です。数千円から数万円ものまであります。
ベタ・ハーフムーン 色指定なし(オス)(1匹)
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フルムーン
ダブルテールにハーフムーンを掛け合わせて作出された種類です。ハーフムーンよりもさらにヒレの存在感が増し、とても見栄えするのが特徴です。価格は他の種類に比べると効果で数千円〜数万円まで様々です。
ショーベタ フルムーン(マルチカラー)グリズル【オス】
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スーパーデルタ
尾鰭の開き具合が180度よりも小さい種類のベタです。ハーフムーンやフルムーンよりは安価で、1000~5000円ほどが相場です。
ベタ・スーパーデルタテール 色指定なし(オス)(1匹)
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クラウンテール(コームテール)
ヒレの軟条が長く伸長した種類です。ヒレを開いた時に王冠(クラウン)やくし(コーム)のように見えることから、この名が付いています。比較的安価に購入でき、500~2000円程度が相場です。
クラウンテール・ベタ (ブルー)
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キングテール
クラウンテールの中で、ヒレの軟条が途中で分岐することで、ヒレ先で交叉する変わった種類。ヒレが大きく見え、とても迫力があります。比較的最近に流通するようになった種で、価格もまだ安定していません。
キングクロスブラッククラウンテールベタ(1ペア)
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ダンボ
胸ヒレが普通のベタよりも大きくなる種類です。お姫様のような上品さがあり、高いにんきがあります。価格は3000~5000円とやや高価です。
ショーベタ ハーフムーン ダンボ(ラベンダー)【オス】
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ジャイアント
通常のベタは最大でも5cm程度までしか成長しませんが、ジャイアントは6cm以上に成長し、大きいものだと10cm近くにもなります。プラガットのジャイアントがメインでしたが、最近ではハーフムーンジャイアントなども流通するようになってきました。価格は5000~10000円と高価な部類に入ります。
ショーベタ ジャイアント プラカット(マスタード)【オス】
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鯉ベタ
最近注目されている、錦鯉のようなカラーを持ったベタです。プラガット、ハーフムーン、スーパーデルタなど様々な種類で鯉カラーのベタが生まれています。価格はカラーの入り方に大きく左右されますが、5000円前後が相場のようです。
ショーベタ ハーフムーン(コイ)【オス】
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人気のワイルドベタ3種類
ワイルドベタは改良ベタと違った落ち着いた美しさがあります。よく流通している種も多くはなく、ワイルド個体ならではの気難しさがある種もいますが、飼い込むと非常に魅力的な姿になります。ベタ・インベリス
ワイルドベタでは昔からよく知られる定番の種類です。青の光沢がある体色とヒレの縁を彩る赤色がとても美し種です。いくつか産地があるようで、産地ごとに発色やカラーに違いがあります。ペアで販売されていることが多く、1ペア3000~6000円程度が相場です。
ベタ・インベリス ランカウイ(ワイルド)(1ペア)
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ベタ・スマラグディナ
タイ北西部やラオスに分布し、赤色があまり入らず、青主体のヒレやボディが特徴的なワイルドベタです。繁殖も容易で、オスメスのペアで販売されていることもあります。価格は1000~3000円と購入しやすいのも魅力です。
ベタ・スマラグディナ ギター(ワイルド)(1ペア)
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ベタ・ユニマクラータ
インドネシアのカリマンタン島に生息するワイルドベタ。ほかのワイルドベタとは一線を画す、細長く雷魚のようなフォルムが特徴的です。体長は最大で15cmにも達します。価格はペアで1万円ほどと高価です。
ベタ・ユニマクラータ(ワイルド)(1ペア)
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ベタのフルムーンとハーフムーンの違いは何ですか?
ベタのフルムーンとハーフムーンは、ベタという熱帯魚の体色のパターンの一種を表します。フルムーンは、魚の体の半分以上が鮮やかな色で覆われているパターンで、ハーフムーンは魚の体の半分以下が色で覆われているパターンです。フルムーンの方が、より美しく派手な外見を持っているとされています. https://www.youtube.com/watch?v=jwP3_j0kgK0ベタとショーベタの違いは何ですか?
ベタとショーベタは、同じ種類の熱帯魚であるベタの品種の一種ですが、外見や特徴に違いがあります。
ベタは、野生種であり、体色は青、緑、赤、黄色、白、黒などがあります。また、尾びれが長く、鮮やかな色をしています。
一方、ショーベタは、ベタの品種改良によって生み出された品種で、体色や尾びれの形状がより派手で、複雑な模様を持っています。ショーベタは、展示会などで競技に使われることが多く、美しい外見を競うことが目的とされています。
簡単に言うと、ベタは自然のままの姿で、ショーベタは人為的に改良されたベタの品種であると言えます。