
水槽用ライト(照明)おすすめ人気ランキングTOP10!アクアリウムをもっと綺麗に楽しもう
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水槽用ライト(照明)の必要性

撮影:FISH PARADISE!編集部
水槽用ライト(照明)は観賞魚をより綺麗に楽しむためや、観賞魚の生活リズムを整えてあげるため、水草や無脊椎動物の生命維持のためなどに必要になる器具です。
特に水草や無脊椎動物の飼育においては、種類にあった光の強さや波長が必要になりますので照明の選択は非常に重要です。最近ではデザイン性に優れた水槽用照明も多数発売されており、選択肢も豊富になってきています。
水槽用ライトの種類と特徴
水槽用の照明には一体どんな種類があるのでしょうか。それぞれの特徴も把握しておきましょう。
蛍光灯
アクアリウムでは以前は一般的な水槽用照明でしたが、現在はLEDが主流となりあまり使われなくなりました。しかし、蛍光灯から出る光は赤色の波長を含んでおり水草水槽に適していることなどから、現在でも蛍光灯を愛用しているアクアリストもいます。
蛍光灯タイプの水槽用ライトは蛍光管の価格が安価ですが、3ヶ月〜半年程度で蛍光管の交換の必要があるなど、コストパフォーマンスはあまりよくなく、交換の手間もかかります。
蛍光ランプは白色光意外にも赤色や紫色、青色などがあります。グロースターター式・インバーター式・ラビットスタート式の3タイプがあります。蛍光灯は熱を持ちやすく、水温を必要以上にあげてしまうデメリットもあります。
LED
現在の主流の水槽用ライトで、電気代が安く抑えられ、照明自体が熱を持ちづらいため夏場の高水温対策にも最適です。
また、ランプの寿命も非常に長く、蛍光灯ではおよそ数ヶ月で交換が必要なのに対し、LEDは寿命が長く交換の必要がないのが特徴です(LEDランプにも寿命があり、ランプが切れると買い替えの必要があります)。
以前は水草水槽の飼育には向いていないとされていたLEDでしたが、最近では 水草が必要とする波長を含んだLEDライトも多く発売されています。
ボタンひとつでライトの色を変えることができるタイプやタイマー内蔵のタイプなども発売されており、あらゆるアクアリウムに対応できるラインナップが用意されています。
メタハラ(メタルハライドランプ)
3つの照明の中でもっとも太陽光に近い光を放出することができるとされているのが、メタハラ(メタルハライドランプ)です。メタハラは水槽上部に直接置くのではなく、吊り下げスタンドを用いて使用するのが一般的です。
照明自体は非常に強いエネルギーを使用しているので熱を持ちやすいのがデメリットですが、 非常に高光量なため、強い光が必要な水草やサンゴなどの育成に適しています。ただし、LEDや蛍光灯タイプの水槽用ライトに比べると高価です。
メタハラの光は直進性が強く、点光源であるため、深さがある水槽でもそこまでしっかりと光が届くのも特徴です。光が当たっている箇所と当たらない箇所で明暗がはっきりと分かれ、主に海水魚の飼育に用いられます。
水槽用ライトの選び方
水槽用ライトを選ぶ際に注目したいポイントについて解説していきます。自分の飼育スタイルにあったライト選びの参考にしてください。
水草が育つ光かどうか

撮影:FISH PARADISE!編集部
魚をメインで育てるのであれば、それほど光量は気にする必要はありませんが、水草を育成する際は水草がしっかりと育つ光が含まれているかを確認する必要があります。光に関する指標には、以下に挙げる主に4種類があります。
波長
波長はナノメートル(nm)という単位で表され、波長によって光の色は変化します。赤系の光は波長が長く、青や紫は波長が短くなります。
水草は光合成を行う際には、 650nm付近の赤系の波長と 450nm付近の青系の波長が必要となりますが、特に赤系の波長を含む水槽用ライトは意外と少ないので、注意して選びましょう。
ルーメン
ルーメンは光の明るさ(強さ)を表す単位で、光量といえばこのルーメン(lm)を指す場合が大半です。ルーメンの値が大きくても、照射範囲が狭ければ、ピンポイントを強く照らしていることになり、水槽の端は暗くなります。
水槽全体を明るくしたい場合は、ルーメンに合わせて照射範囲にも注目しましょう。
ケルビン
ケルビン(K)は色温度を表す単位で、実際に目に見える色味がケルビンの数値によってわかります。昼間の太陽光は5000~6500Kと言われており、 数値が低いと黄色みがかったオレンジに見え、 数値が高くなるにつれて、シャキッとした青色に見えます。
一般的な熱帯魚や水草水槽では8000K前後あれば問題ありませんが、サンゴやイソギンチャクといった強い光を必要とする生き物を飼育する場合は、10000〜20000Kといった高いケルビン数が必要となります。
ルクス
ルクス(lx)は光束と呼ばれ、ルーメンとも大きく関係する照射範囲に関する単位です。 ルクスが高ければ、より広い範囲を照らすことができるため、水槽全体を明るくしたい場合はルクスに着目しましょう。
消費電力がいくらか

撮影:FISH PARADISE!編集部
消費電力が高ければ、毎月かかる電気代にも関わってきます。最近の水槽用ライトはLEDが主流となったため、蛍光灯に比べるとかなりコストは低くなりました。
特別な理由がなければ、初心者はLEDの水槽用ライトを選ぶとよいでしょう。
水槽サイズに合っているか

撮影:FISH PARADISE!編集部
水槽用ライトは使用できる水槽サイズが設定されています。水槽のサイズを決めた上で、それにあった水槽用ライトを選ぶようにしましょう。
ライトの中には足が伸び縮みして長さを調子できるものもあります。また、クリップタイプは水槽のサイズに関わらず水槽の枠に金具で止めて使用できますが、枠の厚さによって取り付け可能かどうかが変わってくるので注意が必要です。
付属の機能には何があるか

撮影:FISH PARADISE!編集部
水槽用ライトの中には、ライトの色を青や赤などに変更できるものもあります。高機能のものになると数パターンの点灯方式を選べるライトもあります。
また、タイマーが内蔵されている水槽用ライトもあります。タイマーがあれば、毎日決まった時間にライトをオン・オフできるので、魚の生活リズムを整えたり水草の育成を快適に行うことができます。
タイマーが内蔵されていないライトも、コンセント側にタイマーをつけることで自動でオン・オフできるようになりますが、コンセント周りがごちゃごちゃしてしまうのが嫌な人は最初からタイマー内蔵型のライトを購入するとよいでしょう。
デザイン性はどうか

撮影:FISH PARADISE!編集部
メーカーによって水槽用ライトのデザイン性は大きく変わってきます。ライトのデザインが変わるだけで水槽全体の雰囲気もガラッと変わりますので、見た目にはしっかりとこだわりましょう。
より統一感を出したい場合は、水槽やフィルターと同じメーカーのライトを選ぶのがおすすめです。
水槽用ライトのおすすめ人気ランキングTOP10
おすすめの水槽用照明をランキング形式でご紹介します。自分の用途や好みにあった照明を探してみてください。
第1位 アクロ TRIANGLE LED GROW 600
水生生物の取り扱いにも定評のあるチャームのオリジナルブランドであるアクロ。そこから発売されている「TRIANGLE」シリーズの1機種です。
この機種は水草育成が主眼に置かれており、赤色領域の波長の出力が強化されているため、特に同領域の波長を必要とする水草向けの設計がされています。
ライトリフトと吊り下げ金具が付属したワイヤーが同梱されており、設置式と吊り下げ式の2通りの設置方法を選べる点も嬉しいです。
第2位 GEX クリアLEDパワー3 600
60cm水槽に適応したLEDライトです。アクアブルー・ウォーターホワイト・ディープレッドの3色パワーLEDが、水槽内を明るく照らしてくれます。
3色のスイッチはそれぞれ独立しているため、単色のみや2色だけを組み合わせて点灯させることも可能です。3色すべてを点灯させたときの色温度は10000Kに達するので、観賞魚や水草が鮮やかにくっきりと照らし出されます。
第3位 テトラ パワーLEDプレミアム 90
水草育成にも使えるLEDライトで、アームがスライド式になっているため、90~120cmまでの水槽に対応します。
光合成に必要な400~500nmと600~660nmの波長が強化されており、特に一般的なLEDライトで弱くなる480nm前後の波長が強く出るよう設計されています。
タイマーが内蔵されているうえに、赤・青・白の3色の点灯・消灯時間を別々に設定できるのも便利です。
/第4位 コトブキ アクスト LED9
25cm以下の小型水槽に対応した小型LEDライトです。タッチセンサー式のスタイリッシュなデザインをしているので、インテリア水槽として運用している小型水槽との相性は抜群です。
LEDは蛍光灯などとは異なり、光に熱がほとんど含まれていないため、夏場でも水温上昇を気にすることなく安心して使えます。
第5位 ゼンスイ マルチカラーLED 900
光の3原色である赤・緑・青に加え、白2種の計5色のLED素子を搭載したライトです。これらの光り方はそれぞれ10段階で調節できるため、点灯のさせ方は10万通りにも及びます。
もちろん、実用的な組み合わせはプリセットされており、同梱されているリモコンを使えばワンタッチで手軽に点灯可能です。さらに、演色性(Ra)は93.2と高い数値を示しているので、自然光に近い色合いで水景を楽しめます。
第6位 カミハタ ヴォルテス 30W
蛍光灯タイプの水槽用ライトです。スパイラル蛍光灯と高反射リフレクターにより、水槽内を効率よく明るく照らし出せる設計になっています。
1灯で45cmクラスの水槽用照明に適しており、数を増やすことでそれ以上のサイズの水槽にも対応可能です。
シンプルなデザインなので、どのような場面でもスタイリッシュにアクアリウムを演出でき、本体のアルミはアルマイト加工がされているため耐久性にも優れます。
第7位 GEX エコリオ スライド4052
スライド式のLEDライトで、幅40~52cmまでの水槽に対応しています。白を基調とした落ち着いたデザインをしているので、フレームレス水槽やホワイトフレーム水槽によくマッチし、お部屋のインテリアとの親和性も高いです。
青・赤・白の3色のLED素子を搭載しており、それぞれを独立して点灯させることも可能です。
/第8位 コトブキ エコスポットフリー 21
幅35cm・厚さ16mm以下の小型水槽に対応した高輝度LEDライトです。ヘッドは可動式で左右180°の範囲で動かせるため、奥行きが狭い水槽にもフィットし設置場所を選びません。
小型ながら白色に加えて、青色・赤色のLEDが搭載されているので自然光の再現性が高く、水草の育成を促進してくれます。また、青色のみを点灯させることも可能です。
第9位 コトブキ フラットLED SS4052
リフトアップパーツがスライド式なので、幅40~52cmまでの水槽ならフレームの有無にかかわらず使用可能です。本体は放熱性に優れるアルミを採用しており、熱によるLEDの劣化を最小限に抑えてくれます。
本体の最薄部は約2mmと薄型設計になっているため、アクアリウムの美観を損ねません。白・赤・青の高輝度LEDが効果的に配置されており、水草の光合成を促してくれます。
第10位 テトラ LED水中ライト SL-30
水陸両用ライトなので、水中だけでなく水上でも問題なく使用できます。固定はキスゴムで行うため、アクアリウム内のレイアウトの自由度も高いのも特徴です。
消費電力は12Vと省エネ設計で電気代の節約にもなります。昼モードと月夜モードを選択でき、昼モードは白色と青色が、月夜モードは青色LEDだけが点灯します。
本体には耐久性に優れるポリカーボネートが採用されており、安全性も考慮されているライトです。
水槽のライトは何時間つけるべき?- 水槽内の生物に適した光の時間とは何か?
水槽のライトは、水槽内の生物にとって非常に重要です。光合成に必要な光を提供し、生物の生命活動を促進するため、適切な時間にライトをつけることは必要不可欠です。しかし、水槽のライトを何時間つけるべきかは、飼育している生物によって異なります。
例えば、熱帯魚を飼育している場合、ライトを12時間つけることが一般的です。これは、熱帯魚が自然界で日中に活動するため、12時間の光周期を再現することが目的です。一方、海水魚を飼育している場合は、夜間にもライトをつける必要があります。これは、海水魚が夜間に活動するため、夜間の光を提供することが必要だからです。
総じて、水槽のライトをつける時間は、飼育している生物の種類や環境に応じて調整する必要があります。正しい光周期を提供することで、水槽内の生物たちが健康的に成長し、美しい姿を見せることができます。
水槽のライトの点灯時間はどれくらいが適切?
撮影:FISH PARADISE!編集部
光の照射時間は飼育する魚や水草、無脊椎動物の種類によって大きく変わります。熱帯魚や簡単な水草であれば、 1日のうち6〜8時間程度が適切とされています。これよりも照射時間が短いと、水草は十分に育たなかったり、これより長いと水槽内に苔が生えてしまう場合もあります。
自分が飼育しようとしている魚や水草の種類がどれくらいの照射時間が必要かしっかりと把握しておくことが重要です。
水槽の適切な照明時間
水槽のライトをつける時間は、魚や水草の種類によって異なります。私は、自分の水槽でライトをつける時間を調べ、その結果を共有したいと思います。
まず、水槽のライトをつける時間は、1日12時間が適切です。これは、魚や水草に必要な光合成が行われる時間を確保するためです。
また、ライトの明るさも重要です。明るすぎると、水草が枯れたり、魚がストレスを感じたりすることがあります。私は、ライトの明るさを調整し、水槽内の生物たちが快適に過ごせるようにしています。
さらに、水槽内の環境によってもライトの時間は変わります。例えば、夏場は日照時間が長いため、ライトをつける時間を短くする必要があります。
最後に、水槽内の生物たちの健康状態を定期的にチェックし、必要に応じてライトの時間を調整することが大切です。
以上が、私が調べた適切な照明時間の情報です。皆さんも、自分の水槽に合わせたライトの時間を設定し、健康な水槽を維持しましょう。
水槽用ライトを有効活用しよう
撮影:FISH PARADISE!編集部
水槽用ライトをうまく活用すれば、より綺麗に、健康に魚や水草を育てることができます。はじめは種類が多く戸惑ってしまうかもしれませんが、使っているうちにそのライトの特性が見えてくると思います。
水槽ライトの調整方法
タイマーの使用
タイマーを使用することで、水槽のライトを自動的に調整することができます。タイマーを使うことで、ライトを一定時間つけることができるため、水槽内の生物が必要な光量を受け取ることができます。
タイマーの設定方法は簡単です。まず、タイマーを水槽に接続し、必要な時間を設定します。設定された時間が経過すると、ライトが自動的にオフになります。
手動調整
手動でライトを調整することもできます。手動調整を行う場合、ライトの明るさを自分で調整することができます。
手動調整を行うには、ライトの明るさを調整するためのダイヤルやスイッチが必要です。これらのコントロールを使用して、ライトの明るさを調整することができます。
手動調整は、タイマーを使用するよりも柔軟性があります。しかし、手動調整を行う場合、ライトをつけっぱなしにすると、水槽内の生物に悪影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
以上が、水槽のライトを調整する方法です。タイマーを使用するか、手動調整を行うかは、自分の好みに合わせて選択することができます。
照明時間の影響
過剰照明の問題
水槽のライトを長時間点灯させることは、植物の生長や色合いには良い影響を与えますが、過剰照明による問題もあります。過剰照明は、水槽内の温度上昇や藻の繁殖を促すことがあります。また、過剰な光量は魚や無脊椎動物にストレスを与え、健康に悪影響を与えることがあります。
過剰照明を避けるためには、水槽内の光量を調整することが必要です。特に夏場や暑い地域では、水槽内の温度上昇による問題が発生しやすいため、照明時間を短くすることが重要です。
不足照明の問題
一方、照明時間を短くしすぎると、植物の生長や色合いに悪影響を与えることがあります。また、魚や無脊椎動物にとっても、適切な光量は健康維持に必要です。
不足照明を避けるためには、水槽内の光量を調整することが必要です。特に冬場や日照時間が短い地域では、照明時間を長くすることが重要です。しかし、照明時間を長くしすぎると、過剰照明の問題が発生するため、適切な光量を維持することが大切です。
適切な照明時間は、水槽内の植物や生物の種類、水槽の大きさや形状、照明器具の種類や光量などによって異なります。水槽を管理する際には、適切な照明時間を設定し、定期的に調整することが必要です。
結論
私たちは、水槽のライトをつける時間について、いくつかの重要なポイントをまとめることができました。まず、光合成を促進するために、水槽内の水草には十分な光が必要です。また、魚にとっても、適切な光の照射時間が必要です。
一般的には、水槽のライトを12時間程度つけることが推奨されています。ただし、水槽内の水草や魚の種類、水槽の大きさなどによって、最適な照射時間は異なる場合があります。また、夏季や冬季など、季節によっても照射時間を調整する必要がある場合があります。
水槽内の水草や魚の健康を維持するためには、定期的にライトの点灯時間を確認し、必要に応じて調整することが重要です。また、水槽のライトを長時間点灯させることは、水温上昇や水質の悪化などの問題を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
以上が、水槽のライトをつける時間についての結論です。
この記事を参考に、ぜひ水槽用ライトを上手に使って、もっとアクアリウムを楽しんでみてください。